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2014年第35回写生会(紅葉の高雄山神護寺)

(この記事は全文公開の投げ銭制記事です。また、I my me gallery blog にも同じ記事を載せております)

本日、2014年第35回写生会を行いました。
今回は高雄山神護寺へ行ってスケッチしてきました。

高雄山神護寺は京都市北西部の山の中にあり、京都市内で最も早く紅葉が見られるところと言われています。この神護寺のもみじが紅葉見頃となったという情報を得て、今日行くことにしました。

高雄へ行くには2つのルートがあります。1つはJR京都駅からJRバスを使っていく方法、もうひとつは京都市バスを使って四条烏丸から行く方法があります。

この時期は臨時バスが出るほどで、お客さんも多いです。ですので座りたかったら始発から乗るのがベストです。JR京都駅まで下るのは少々遠いので、四条烏丸へ行きました。

降りてみるともう並んでいました。まだ朝の8時だというのに。防寒対策ばっちりな年配の方の行列がありました。高雄からは清滝へのハイキングコースがあるので、そこへ行くのかもしれないなと思いつつ並ぶとさらに人が増えました。そしてバスが来て私はなんとか座れましたが、既に満席で立つ人もいました。

途中渋滞もあって約1時間かかって高雄のバス停につきました。ここから神護寺へ向かって約20分の山登りをします。石段があるのですが、しばらく下りだと思ったら今度は登らなければならず、これがきつくて息があがって、何回か休みつつ登りました。しかし登るにつれて途中の御食事処などの周囲を見ると、もみじが色づいてきれいだなと思いました。

そして神護寺の楼門につき、拝観券を買って中へ入りました。中へ入ると境内は紅葉、紅葉、紅葉。全体としては90%ぐらい紅葉でした。色々紅葉の写真を撮って、さて何を描こうかと歩き回っていたところ、金堂へ登る石段にもみじが雲のように左から右から伸びているのを見て、それがまた赤い木が混じっていてきれいだなと思い、この光景を絵に描くことにしました。

最初は上の方にある金堂を描いて、そして細かく線を引いて石段を描いていき、そして周りの木を描いていきました。透明水彩で描きました。もともと私のスケッチだからあまり細かく描けないのですが、石段とかはもう少し細くしてもよかったかなと思いましたが、もみじがよく伸びる感じが出てよかったと思います。最後に人物も入れてみました。本当はもっと人が多かったですけど。絵に描いた倍ぐらいはいました。

そして境内を巡り巡って、寒いしこの1枚だけにしようかなと思ったのですが、神護寺の建物の一つである大師堂に目がいきました。とても静かなたたずまいで、周囲に細く揺れそうなもみじが寄り添うようでした。なので大師堂も描くことにしました。

しかし大師堂は屋根も格子も渋い地味な色合いなのに、左手の紅葉を真っ赤にしすぎました。あとから大師堂の方の色も濃い目にしましたが、周囲の木々の色に負けてしまいました。

これは多分、どっちを主に描くかはっきりしていなかったからのような気がします。紅葉を描くのか、大師堂を描くのか。1枚目は紅葉を描くと決めていたので、上手くいったと思います。今回は1枚目の方が自分ではお気に入りです。

帰りは途中の御食事処で湯葉と紅葉麩が入ったうどんを食べて、バスに乗って帰りました。

それにしてもつくづく紅葉はきれいだなと思います。グループ展で忙しいですが、なるべく紅葉を追っかけたいと思います。

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