2014年第29回写生会(賀茂川沿いのヒガンバナ咲く田畑)
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本日、2014年第29回写生会を行いました。
本日は、賀茂川のかなり上流の方の田畑を描きに行きました。
賀茂川は上賀茂神社以北のあたりが好きですね。木や花が多くなり、川沿いに田畑も見られるようになるので。しかし近年はこのあたりも家が増えて田畑が少なくなっているようで残念です。
で、爽やかな秋晴れの中、自宅からバスで上賀茂神社まで行きました。そこから少し歩くとMK上賀茂の建物が見えてきました。そしてその北隣には駐車場があり、その北隣に田畑がありました。その畦道にはヒガンバナがずらーっと列をなして生えていました。この風景が描きたくて来たのです。
最近は田んぼの畦道にヒガンバナの長い列というのも少なくなってきたように思います。昨年大原へ行った時は、長い列は見かけませんでした。昔は田んぼを取り囲むようなヒガンバナの記憶があって行ったのですが……それからだいぶ経って上賀茂へ行きましたがもうヒガンバナはほとんど終わっていました。ですから今年こそはと思いました。
風景の中に、やっぱりヒガンバナの列が作る赤いラインが目立ちます。そう思って場所を取って描き始めましたが少し場所がヒガンバナの列から遠すぎました。畑の中は色々植えてあったから入れず仕方なかったのですが、もう少し真っ赤なヒガンバナの迫力を出したかったです。あと今回に関しては透明水彩で描きましたが、やはりもう少し近づいて、色鉛筆やクレヨンで描いてもよかったかなと思いました。もっと線が踊る感じの方がいいかなとも思いました。
描いたあと、お昼までまだ少し時間があったのでさらに北へと歩きました。植えてある花、野菜や果物、そして川沿いの花や草木を楽しみました。そして柊野というあたりまでいくと河川敷に公園が整備されているところがあるのでそこで川のほとりに座って昼食をとりました。
座ったところにもヒガンバナや萩の花、それにヨメナと思われる可憐な野菊が咲いていました。そしてご飯を食べているとそばに置いた私のかばんに赤とんぼが止まりました。赤とんぼもご飯が欲しかったのかな?と思うほど、すぐ近くに止まっていました。私は赤とんぼと一緒にご飯を食べているような気分になって、それはとてもいい気分でした。
昼食を終えてバス停に戻りました。戻ったのは庄田橋というバス停です。ここは昔京都バスの雲ケ畑方面へ行くバスが走っていたのですが廃止され、代わりにというわけでもないでしょうが庄田橋まで市バスが走るようになりました。でも雲ケ畑までは今は1日2往復のバスしかありません。雲ケ畑は賀茂川の源流の地域にあたる山深い里です。今年の紅葉の季節には雲ケ畑へ行ってみたいと思いました。
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