2015年第10回写生会
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本日、京都府立植物園にて2015年第10回写生会を行いました。
描いたのはハクモクレン、ヘレボルス オドルス、ツバキ園芸品種「曙(あけぼの)」です。
朝こそ冷え込みましたが、日ざしが強くなってくるとともに暖かくなり、春だなあとしみじみ思いました。園内のソメイヨシノも開花しはじめ、植物園に来る人も増えるだろうと思いました。
さて園内を歩いてみると、中央付近でハクモクレンの花が満開でした。ハクモクレンは私の好きな花のひとつで、真っ白でふんわりとした花をいっぱいつけた様は壮観です。早速その花々の中から二輪選んで描き始めました。
白い花ですから、輪郭を濃いめに描いて、陰影の部分を薄く水彩絵具で着色しました。形も色もふんわりとした感じを出せたと思います。
次に園内北西端の「四季 彩の丘」というゾーンへ行ってみました。ヘレボルス属の花が咲いているというのを案内図で見たからです。なるほどところどころに咲いていました。その中からヘレボルス オドルスというのを描きました。原産地はスロベニアからルーマニアのあたりだそうで、花も茎も葉もほぼ黄緑色をしています。葉っぱが多かったので少し雑になってしまいました。
このヘレボルス属の一種がいわゆるクリスマスローズで、たくさんの園芸品種があります。
最後は久しぶりにツバキ園へ行きました。淡桃色の大輪の花を咲かせている「曙」という品種を描きました。やはり淡い桃色を上品に出すことと、葉の光ったところを上手く表現するのが難しかったです。
いよいよ春らんまんまであと少し。待ち遠しいです。
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