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リードリチャーズのファミリーヒストリー

初めに

2018年から始まったファンタスティックフォーの壮大なストーリーが幕を閉じる
その最終回で新たにナサニエルの娘にしてリードの兄妹ジョアンナがファンタスティックフォーのファミリーに加わることとなった。
というわけで今回はリードリチャーズの血縁者を特集した記事を書くことにした。血の繋がっていない家族はまた別の機会に紹介できたらと考えております

リードの血縁者

ジョンリチャーズとローラリチャーズ

祖父ジョン、彼の着陸の失敗を夢に見るリード
Matvel knights 4#4

リードの父方の祖父にあたる人物で
妻の名前はローラ
第二次世界大戦中に落下傘兵として空挺部隊に所属していた
退役した後はビジネスで成功をおさめた
リードの外見は祖父似と本人が語るだけあって非常によく似た顔立ちをしていおり現在はもう亡くなっている

OSS(戦略情報局)所属だと名乗るジョン
配置換え?
Sgt,Fuly and his howling commandos#3

第二次世界大戦中にあのフューリー軍曹とハウリングコマンドーズと協力して任務に挑んだことも
フューリーからの評価も高く孫のリードにも大戦中の縁で協力を依頼することが多い
尤もこのエピソードがジョンだったというのは後から考えられたもので元々はこの話の人物は若きリードだったのだが年齢が合わなくなるので長年の連載によって生まれた辻褄合わせというかなんというかなのである
ローラについては詳細不明だがリードをかわいがっていたようだ

ジョンの妻でありリードの祖母ローラとの時間がリードの成長に大きな影響を与えた
fantastic four#645

ナサニエルリチャーズとイブリンリチャーズ

ナサニエルリチャーズと
当時の同僚ハワードスターク

リードの父親
時空を自由に行き来できる能力を持つ科学者で
ニコラテスラやレオナルドダヴィンチなどの偉人達と共に
ブラザーフッドオブシールドと呼ばれたシールドの前身に所属していた
彼の時空転移能力はブラザーフッドオブシールドの内乱で得たもの
リードの前に度々現れては力を貸したり借りたりしている

リードの冒険心はナサニエルとの関係の中で育まれていった
Fantastic four #572

ナサニエルは自分のように周りに影響を与える天才であること以上に
自身よりも善良な存在であること、よりよい友人であること、よりよい夫であること、よりよい父であること、よりよい人間であることをリードに望む
この言葉はリードの中で強く残り彼の生き方に強く影響を与えている

ナサニエルと妻イブリンリチャーズ
彼女も科学者だったのだろうか?
Marvel knights 4#17

 この他にもラトヴェリアの国王になったり、フランクリンを連れ去って10年後のフランクリン(サイロード)を連れてきたり
タイムラインのタイムストリームを盗み見た罪で時の守護者から追われることになったり、全てのパラレルワールドの自分自身と殺し合いをさせられることになったりと凄まじいエピソードだらけなのだが全てを紹介していると長くなってしまうので割愛させてもらう

全てのタイムラインのナサニエルが殺し合う
生き残れるのは
ただ一人のナサニエルリチャーズだけだ!
Fantastic four#582

テッドリチャーズ

カラフルでエキセントリックなテッドのことがリードは大好きだった
amazing spider-man#535

リードのおじでナサニエルの兄弟
学者の多いリチャーズ家の中でも珍しく彼は作家だった
とても好奇心が強い人物で見知らぬ人に話しかけたりするような気さくな人柄でありつつも頑固な一面も持っていた
当時共産主義者を軍事や政治、アートなどの分野で検挙しようとする動きがあり
疑われたテッドは召喚命令を受けて弁明することに
彼は早口で捲し立てて反論し”地獄に堕ちろ”と発言
この後は評判を失い仕事も途絶えナサニエルからも縁を切られ
財産を失い亡くなった

テッドを勇敢だと讃えるピーターに対して
リードは問題はそこではないと指摘する
Fantastic four#540

ハーミシュリチャーズとミュリエルリチャーズ

信仰について語るハーミシュ
彼の言う特別とは一体?
Fantastic four #564

スコットランドに住むリードの従兄弟でとその妻
ハーミシュは信心深い人物でカーゴと呼ばれる神が彼の街を特別なものにしてくれていると信じているのだとか
妻ミュリエルは元々足が悪く車椅子を使っていたそうなのだが今ではすっかり元気になり毎日散歩する健康的な生活を送っており彼女もまた神に感謝しているのだという
夫婦の間には息子アンガスがいる
クリスマスプレゼントに飛行スーツをもらったフランクリン、ヴァルに対し彼がもらったのはニンテンドーDSで少し不満げだった

ヴァレリアのあまりの賢さに驚くミュリエル
Fantastic four #564

ここからはネタバレ注意!

なんとこのハーミシュとミュリエルは神カーゴにヴァレリアを捧げようとしていた
カーゴはこの街の安全を守ることと引き換えに子どもの生贄を必要としていて
息子アンガスが今年の生贄に選ばれたためにヴァレリアに身代わりになってもらおうとしたと言うわけだ
当然リードの怒りを買い強烈な拳を喰らうこととなる

カサンドラリチャーズ

悪態をつくカサンドラ
Fantastic four#273

リードの義母、ナサニエルの妻
ナサニエルリチャーズが科学力を与え発展した西部劇のような世界の出身で
部族か生き残れる方法を教えると約束したナサニエルと結婚した
彼女はナサニエルと同じアーマーを纏いなりすまして独裁者を気取っていたが
彼女の圧政に耐えられなくなった部族のクーデターと合流したファンタスティックフォーと対峙することに

リチャーズを名乗っただけでこの通り
怒りの凄まじさが伺える
Fantastic four#273

彼女は二人の子どもをナサニエルとの間にもうけており
その子孫が征服者カーン、ラマタット、イモータス等と呼ばれる強力なヴィラン“ナサニエルリチャーズ”になることが示唆されている
後述するタラは彼女の部族を感じさせる出立ちで血の繋がりを感じさせる
もう一人の息子は今回のファンタスティックフォーで登場したアーサーなのではないかと言われており、サイボーグのカウボーイとこの世界らしさが漂っている

こんな世界ならサイボーグカウボーイ
だってきっといるはず!
Fantastic four #272

タラリチャーズ

部族衣装を身に纏い
時空を自在に移動出来るタラ
ナサニエルとフランクリンに関係のあるファンタスティックフォーを追っていた
Fantastic four #377

リードの義妹、カサンドラとナサニエルの娘
彼女はエルスウェンと呼ばれる時を監視する場所にフランクリンリチャーズと共に預けられ特殊な訓練を積み時の守護者ハンタラとなり
罪人として追放されたナサニエルを追って現代に現れた
当初はクローやペイバックと共にファンタスティックフォーに敵対していたのだがフランクリンに説得され仲間に加わることになり
フランクリンと共にファンタスティックフォースを創設する

ナサニエルによって
エルスウェンに連れてこられたタラ
ここで武術を学び神聖なる
タイムストリームの守護者となったのだ
Fantastic four#390

終わりに

偉大なヒーロー
Mr.ファンタスティックとなったリード
彼が今あるのは自ら切り開いてきたものだが
周りの家族も少なからず関係してきたはず
Future foundation#2

他にもドゥームの息子クリストフがナサニエルの息子なのではという疑惑があったり
リードが作った意志を持つ機械ハービーもある意味では子どもと言えるのではないかというところもあったりするのだが
今回は思ったより記事が長くなってしまったので省かせてもらった
リードリチャーズの善良な心、偉大なる頭脳が育った要因の一つでもあるリードの親類や
今回スポットが当たったナサニエルの遺した子供達について紹介する記事でした
気になったキャラクターがいましたらKindleのリンク貼っておきますのでそこから買っちゃってください

ジョン

ナサニエル

テッド

ハーミシュとミュリエル

カサンドラ

タラ


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