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「女性診断士」は特権になりえるか?

こんにちは!Office LiNQ片貝舞です。
少し前ですが、私がとある記事についてコメントをしたので、それについて今回お話したいと思います。
私が思わずコメントした記事とはこちらです↓

この記事を書かれた石井先生のnoteはどれも興味深い内容ばかりですので、大変勉強になります。この記事も含めぜひお読みいただければと思います。

今回はこの記事に対しての素直な意見を、当時書いたコメントプラス補足を加えてお話します。

まずは、女性診断士について取り上げてくださる方がいて、単純にうれしく思いました。なぜかというと、中小企業診断士の男女比は9:1で圧倒的男性社会。私自身、診断士と言えば年配男性(失礼)のイメージが強いので、女性診断士がいることをこうやって広めていただいたことが非常にうれしかったです。

それでは、ここから、この記事についての感想と私なりの意見を述べていきたいと思います。

私は独立診断士ですが、女性であるという理由で声をかけていただく機会が多く、はっきり言って特権だと思っています。こちらの記事の見立て通りだと思います。

昨今はジェンダー論についてセンシティブな世の中になっていますが、男女それぞれ得意分野があるのは事実だと思います。もちろん個人差はありますが、比較的女性が得意とするもの、男性が得意とするものはあると思いますし、与える印象にも男女差があると思っています(もちろん個人差があるのは前提として)。
私自身は女性という理由ではなく、私個人の特性として柔らかな雰囲気を持っていると自負しています。それは診断士という名前が持つ堅苦しいイメージを溶かしてくれるいい材料であり、事業者様の不安を軽減することができていると感じています。
うまく言葉にできないのですが、つまり、私が女性ということを意識して仕事をするというより、事業者様が私を女性という理由で頼りにすることはあっていいかなと思っています。

結局のところ、ご相談される事業者様が安心して自社のことを話せる相手かどうかが重要なので、理由がどうあれ選ばれたなら自分の強みを最大限発揮できるよう頑張るだけです。なので私自身が「女性として」とい部分を意識することはほぼありませんが、事業者さんが「女性だから」という理由で選んでくださった場合は女性としての何を期待しているのかをヒアリングで聞きとりながら、期待に応える努力をしています。

最後に引用記事に書かれているとおり、最初は女性だからという理由で声がかかるという特権があるものの、2回目以降は私の支援内容に満足していただけたかどうかにかかっており、ここからは個人差がかなり大きいと感じています。事業者様の納得のいく支援ができるようこれからも頑張っていきたいと思っています。

それではまた。

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