公共交通空白地域を抱える庄内地区で、7年前から検討を重ねてきた地域交通課題が、大きく動き出します。
昨年の各地区での意見交換を経て、地区社会福祉協議会が主体となって、共助型交通の仕組みを決定し、説明会を開催しています。
乗ってくけ？助け合い庄内タクシー『やらマイカー（MyCAR）』といくタイトルに、この事業の内容を込めていますが、住民の方が、マイカーを使って、助け合い、支え合いの精神で、庄内地区内の送迎を行うという仕組みです。
従来であれば、交通事業者以外が他人を乗せて料金を受け取ることは、俗称白タク行為として違法行為ですが、今回は地域として国へ申請し、認められた範囲で、講習を受けた住民ドライバーさんにより、遵法制度として行われます。
市内のタクシー事業者の皆様にもご理解をいただき、域外の公共交通との接続地点となるバス停2箇所とJR舞阪駅、弁天島駅にも行くことが可能です。
まさに、やらまいかー！で、やってみないとわかならい新しい取り組みですが、地域の皆さんの足として、少しでも利用が進むように、一生懸命取り組んでいただいています。
説明会は７月上旬まで各地区で開催され、地域交通検討会議での決定の後、秋からの試験運行のスタートを目指してまいります。
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