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本当に好きなことを仕事にするって怖い

2023年2月ごろ、転職して間もない頃にPOOLO5期がスタートし、10月の今、POOLO5期は区切りを迎えようとしています。

この8ヶ月間、POOLO生との対話や講義を経て自分がやりたいことに突き進むことの大切さを何回も教えてもらった。

でも本当に好きなこと・やりたいことに突っ走ることから私は逃げているんじゃないかと、最近思い始めた。

大学のときに、流れに身を任せて対馬に行ってから、なんだかんだやりたいことっぽいことをしながらここまできた、と思っている。

けれど、やりたいことはやっているけれど、本当に好きなことかと言われたら違うような気がしている。と、先月対馬に行って気がついた。

趣味で活動しているNPOで人手不足で継続が難しくなっている地域の行事に対して、対馬以外の地域から人を連れてきて継続させるためのプロジェクトを立ち上げて本格的に始動し始めた。
参照)空飛ぶ野焼きプロジェクト

このプロジェクトを考えてるときも、発足したときも、始動してるときもずっとすごく楽しい。対馬のことを考えると色々なアイディアが浮かんでくる。本当に好きなことは”対馬”にあるのだと思う。

そういえば、どうしようもなかった海洋プラスチックを、外からきた企業が買い物かごにリサイクルしてるのを見たときに、
かなり短絡的な発想だけど、思ったことがある。

「なんだ、対馬の外からでもできることってあるじゃん、
むしろ外からじゃないとできないこともあるのかもしれない。
それなら、外から対馬のためになにかできることをしたい(仕事として)」と。

けれど結局卒業後は、振り返ると対馬になんとな〜く間接的に関わってるような関わってないような仕事に就いてきた。

外から地域に関わりたい、という視点では確かに間違っていないかもしれないけれど、肝心の対馬からは程遠い。

どうして、対馬対馬を中心とした活動から無意識の間に逃げているのだろうか。

おそらく、本当に好きなことを仕事にすることが怖いのだと思う。

好きなことを仕事にすると、好きなことが嫌いになってしまう可能性がある。私の場合だと、心の拠り所を失う事になってしまう。
自分の信じていたもの、大切なものを失うことはリスクが高すぎる。
理由はそんな簡単ではなくて、それが理想であるのか目標であるのか、でも変わってくるのかもしれず、もし理想である場合、それを達成してしまったときの恐れもあるのかもしれない。

だから、なんとなく、逃げとして違う地域のまちづくりに関わってるんだとおもう。

ただ、今の会社で色々な自治体の姿勢や目論見など、生の現場を知れるのはかなり面白いし勉強になるので、スキルとして今後に生きてくるとは思ってる。
けれど、いい町ではあっても興味は無いから、楽しんで仕事をすることができず、結構精神的にきついので長続きはしない

この恐怖は、きっと私がまだその域に達していないだけかもしれないので、できるだけ早く対馬に本腰入れられるように、今できることを大事にして、一歩、そしてその先の道を踏み出すための靴を履ける日が来たら、機を逃さずその時には一歩踏み出してみようと思います。

#POOLO5期


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