男女共同参画の優良事業者として表彰されたことから波及したささやかな戸惑い。
ぼくが勤めるWeb制作会社JBNは女性の取締役や役職の存在等が評価され、男女共同参画の優良事業者として長野市に表彰されているのですが、それを受けてローカル紙から取材したいというオファーが生まれてまして。
さらにそれを受けて「女性の取締役がいるからっていうだけの視点もちょっとなあ…」という視点も社内で、特に女性取締役から生まれてまして。
(そういう社風なのです)
つまりは、「JBNは男性だから/女性だから、という会社じゃないし。なんなら家事をこなしている男性社員も多いし、家の優先に会社も全然厭わないし」と。
だから、女性が活躍する企業という視点だけでなく、家のことをしている男性社員が多いことも伝えられたら、と。
「ついては稲田さんもお子さんのお弁当作ったり色々しているからローカル紙の取材では協力してほしいんだけど」と女性取締役から相談を受けたのです。
考え方は大賛成だし、JBNらしい伝え方だと思う。
でも、ぼくは困る。
なぜなら、ぼくのしてることはせいぜい妻のサポート的な役割なのです。
自分でもそれは実感しているし。
もし、「家事に育児に頑張っている男性社員」なんて記事が妻の目に触れることがあれば、ちょっと目もあてられない。マジで。
協力はするから何としても端っこの扱いで…と取締役に依頼。
長くなりましたが、何ともJBNらしいトピックだなあと思ったことと、全国でイクメン的に登場している男性たちはマジですごいなと思いました。
ぼく、ぜったい言えない。
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