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「企業×演劇」。その発見に稲田はドキドキしていますという個人的報告。

OMソーラー株式会社が演劇によって全国の工務店経営者をしびれさせた話、についてジョッガの長峯さんがFacebookで書いてくれているのですが、非常にしびれる内容。

ただ、残念ながらシェアできない設定なので、ご覧いただけないのですが。

「そもそもいったい何のこと?」という方は、創作・演出を手がけられた藤原佳奈さんのnoteをご覧ください。

長峯さんのFacebookを読んで、「すげえなあ…。ドキドキするなあ…」と思いながら、顧客(製造業)との定例ミーティングに行ったのが今日の午後一時。

先方社長と今後のWeb活用について話をしていると、「提案型マインドを育成するために、社員が【やりたい】【かなえたい】夢を会社が応援する制度があって、テーマ問わず・予算制限なしなのだけど、あまり活用されてないんですよね」と。

それを聞いて、「まじですか!ぼくだったらやりたいことがあるんですけど!」と、上記のOMソーラーの話をし、企業と演劇のコラボは未踏の可能性があると思うと熱く語るも、どんどん本日の主題から離れていくので、三分でやめ、「詳しくはメールします!」と話を切り上げる。

「そんなにやりたいならうちに入ってやってくださいよ。笑」と言ってもらったけれど、そうじゃないのです。
長峯さんも書いていたけれど、これは発明だと思うのですー。

というわけで、帰社してから社長含め、顧客メンバーに送ったメールが下記になります。

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顧客へ送ったメール

(略)
本日ミーティングの資料修正および補足は以上になります。
ご確認いただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

*  *  *

今日私が熱っぽく語ってしまった「演劇と企業のコラボ」についての記事がこちらになります。
( この記事を書いている方が演劇を作った演出家の方です)
『演劇を使った企業とのコラボの可能性』

・OMソーラー株式会社という建材メーカーが、
・全国の会員工務店の経営者が集まる「全国経営者会議」で、
・短編の演劇作品を発表した

というのが主な出来事ですが、「これはとても大きな可能性がある」と思ったのが、演劇をみた協力会社(工務店)の方の感想として下記を読んだからでした。

お父様から会社を受け継いた二代目の方から、OMの立ち上げ当初の熱気について父から色々話は聞いていたけれども、頭では知っていたことが、今日ようやく腹に落ちた、この仕事を選んで良かったと思えたので本当に来てよかった、という感想でした。(なんて嬉しい・・・)

初めは「演劇〜?」的な立場で観始めた工務店経営者のおじさんたちが、上演作品に心震え、「この仕事を選んでよかった」と自分から思えることはかなりすごいことじゃないだろうか…と思いました。

これからの企業は顧客にも、
社員さんにも、
できればそのご家族や地域の方にも
「この会社がなぜあるのか?」
「この会社の存在意義はなにか?」

を理解していただくことはとても重要なことになると個人的に思っておりますので、この記事を読んで衝撃をうけました。

演劇は時間と場所が限定される弱さがあるメディアですが、逆に言うと、「この人には深く理解してほしい」というステークホルダーに直接働きかけられるメディアだと思いました。

そして、それは企業にとって大きな意味があるのではないかと。

これから「企業 × 演劇」は注目されるだろうと思っております。

…と長々と書いてしまいましたが、このように大いに刺激された次第です。
読んでいただいてありがとうございました。
(書き終わってから我に返って若干恥ずかしくなってしまいました)

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このメールを読んで、先方社長がお返事をくれました。
以下、社長からのメール。(一部抜粋)

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社長からのメール

> これからの企業は顧客にも、
> 社員さんにも、
> できればそのご家族や地域の方にも
> 「この会社がなぜあるのか?」
> 「この会社の存在意義はなにか?」
> を理解していただくことはとても重要なことになる

これおっしゃる通りです。
さらにそこにいる自分の仕事の意義、大切さを知ってもらいたいと思っています。
引き続きよろしくお願いします。

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さらにぼくからのお返事。

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稲田からの返事

お世話になっております。
暑苦しいメールにお返事くださいましてありがとうございます。
うれしいです。

さらにそこにいる自分の仕事の意義、大切さを知ってもらいたいと思っています。

本当にその通りだと思います。

JBNのミッションとビジョンは
Mission「伝わる」をふやす
Vision「伝えること」を「伝わること」に
なのですが、
伝えたいことを分かってもらう、理解してもらうということは本当に大切なことだなあ…と痛感する毎日です。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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以上、メールのやりとりはおしまい。

社長、暑苦しいメールにお返事くれてありがとうございました。
うれしかったです。

結局、長々と何を言いたいのかというと、【意味を「自分で」発見する】という演劇の特性は、今の企業がシリアスに必要とする要素に深く届くんだ、と。

自分で発見したような気にもさせられるこそ、「怖さ」もあるのですが。
それにしても驚いた。

その発見に稲田はドキドキしていますという個人的報告なのでした。

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