見出し画像

個人的に漫画を見直した話

車両系の顧客と面談してると「整備士の採用がとにかく厳しい」の話によくなる。

そもそも、整備系の専門学校に若者が集まらないらしい。
さらにそもそも、入学を考える「とにかく車が好き」な若者が減る一方らしい。

さもありなん。

もしかして『漫画』って十代の憧れや願望を醸成する重要な役割も持ってたんじゃないかと思った。
いま、車やバイクをメインにした漫画ってほぼないものな。
漫画ってその時代の若者ニーズと表裏一体なのだ。

漫画や映画やドラマやアニメなどのエンターテイメントって、「働くこと」の真逆に位置するように思っていたけれど、「おれって◯◯が好きだな…」という根源的な興味や関心のきっかけになるものとして、社会を回す重要な役割を担ってたんじゃないかと。

おお…エンターテイメントすごいじゃないか。

子どものころからずーーっと漫画が好きで今でも大好きだけど、この一連の個人的発見で「なんだよ、やるじゃん。漫画」という気持ちになった。見直した。

まあ、漫画はそんなことと関係なく、その時代の若者の心情を敏感に察知し、彼らのハートを掴むものとして我が道をいくのだけど。

それがまたいい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?