「創作彼女の恋愛公式」の感想と―

創作彼女の恋愛公式というゲームが終わったので感想を書いてみようかなと思い筆を取りました。

なんかまわりで話題だったしみんなあれこれ感想を書いていたので自分もやってみようかなと。自分で言うのもアレですがお世辞にも上手な文章ではありません。

過去に何作品かまとめて感想書きましたけど今回はちょっと特殊、というか初です。ひとつの作品でひとつの記事を書きます。Twitterとか今までのnoteでは書こうとしたけどやめてた踏み込んだ事もやっていこうかと…w

Twitterのフォロワーさん方、オレがこういうノベルゲームを多少なりともするのは知ってるよなあ…とは思いますが、オレのタイムラインには男女問わず色んな人がいる事、こういったゲームをしない人もいるのでこちらで書くのは公共衛生に配慮した結果です。

他では書かない「素」の部分が出ます。途中真面目なとこもでます(?)ご了承ください。

創作彼女は主人公と物書き、声優、イラストレーターであるヒロインたちがクリエイター育成に特化した学校に通い、後半はゲームを作るメンバーに選抜されてASというゲームを作っていく・・・みたいな感じです。詳しくはHPへレッツ&ゴー!

プレイした順番ですが、桐葉→ゆめみ→エレナ→逢桜です。

そんで気に入ったお話の順位を付けるなら、

逢桜=桐葉>エレナ>ゆめみ…


すみません正直に言います

桐葉>>逢桜>エレナ>ゆめみ

です。ごめんなさいこれが本心です。桐葉が1番です。心をぐちゃぐちゃにされました。プレイした順番のせいかもしれませんが許して…

共通√はみんなの性格や中身を紐解いていき、偽ではあるものの桐葉と付き合ったりとあ〜そういうかんじなのか〜てなりました。「初恋!実ってそのままエンド!」ではなく、色んなヒロイン達との経験をしてから個別ルートに入っていくのはちょっとリアリティあるかなぁなんて思って良いと思います。

8話まで共通でそこから分岐、個人的には話数があると現在地が把握できるし区切りがつきやすいので○でした。

あと登場人物がみんな良い人。この手の作品、1人くらいは「このキャラはイマイチすきになれないなあ…」みたいなのが現れるんですがそれが無い。サブキャラの結菜、紫音、悠真、大人達もしっかり物語に絡んできてます。てか結菜が良いやつすぎる…ルートが無いのが非常に惜しいんですけど自分を犠牲にしてゆめみを立たせるための立ち位置なので仕方ない。でも結菜自身も自分を選んで欲しかった描写が描かれていたり、ASの原画に関して悔しくて主人公に泣きつく場面があるのが○

さて個別なんですがプレイした順番に。ゆめみとエレナはごめんなさい飛ばします・・・感想しっかり書けるほどの語彙力を持ち合わせていません・・・

・桐葉ルート

若手声優ってこういう感じなの?ってくらいにお金のはなしとか裏話が出てきます。主人公が夢を壊さないで!っていうの笑ってしまいました。

大人びていてどこか冷めている、自分が嫌いな面倒な性格。でも言うときはズバッと。

「私は嘘つきだからこそ、言葉だけでは人を信用できない。だから、言葉以外であんたと恋人だっていう証明が欲しい」

主人公とのHシーン前、この変すごく良いなって思いました。桐葉の性格をうまく活かした入り方だなって思います。

からのこんなに!?ってくらいセックスしまくりでびっくりしちゃいました。事前にちゃっかり避妊薬準備してたっていうのもギャップを感じ取れました。あと主人公もしっかり避妊していたので○。(そこかい)

てっかりこのゲームはHシーンそんなに入れてないと思ったのでいい意味で(?)裏切られました。途中から目のハイライト無くなってるやんけ!桐葉こんなになるんか!

しかし後でわかる事ですがゆめみもエレナも事前に準備してるし全員ハイライト消えます。あっ、そーいう事ね完全に理解した状態に。なので以降の個別ルートでは正直新鮮味が無くてちょっとうーんになってしまった。ごめんなさい。

さてこんな事ばかり書くとアレなので他も・・・

主人公と付き合う事で声優という仕事への支障が出てしまうのではないか問題は予想通りでてきました。

スキャンダル発覚、しかし桐葉自身は会見で付き合ってることを隠さず公表。自分が付き合ってないと公表したら標的が主人公に向くのを防ぐためというのもなるほどなと。

あんたと付き合った時点で覚悟は決めてたってのも桐葉らしくておまえはほんとにもう・・・!

実は筆者であるオレも前お付き合いをしていた元カノ側が仕事上交際しているというのをあまり公にできずある程度周囲に隠した状態で付き合っていたのです。遊び行くのも場所を選ばなければならない、仕事に関係する人には見られたくないなどなど。実際見られたくない人にデートしているところを目撃されて頭抱えた事が一度あります。うまくはぐらかしたようでしたがあっちはめちゃめちゃ苦労したろうなと今は思います。「大丈夫だよ」と言ってましたが大丈夫って言うときは大丈夫じゃない場合が多いです。覚えておきましょう。

じゃあどういう解決法が?っていう突っ込みは無しです。解決できてたら今に至りません。

桐葉風に言うならこれも人生経験です。

話がそれてしまいましたがかなり共感できるというか自分に重ねてしまいメンタルに突き刺さりました。

主人公が刺さされて桐葉が失声症になりだんだんメンタルが弱くなっていくところは本当に心が痛かった。でも主人公が桐葉に逃げるなって言えるのはお互いの性格を理解し、共に高みを目指すクリエイターだからなのかなと。声が戻る薬となった演じてみたいシナリオの中身をもっと知りたい!と思いましたが物語の中の物語なので仕方なし。

アワード受賞シーンで「事務所のスタッフや、先輩方、そして今はいない親友と、どんな時も支えてくれたマネージャーに・・・」

今はいない親友??はて・・・



・逢桜ルート

海外行ったと思ったら入院していたパターンかーーーーでした。

ずっと命を燃やすでボカされてましたが余命が近い病気でした対戦ありがとうございました。

ただ最期を迎えるのではなくクリエイターとして最期を迎えたい気持ち、まっすぐすぎてまぶしい・・・

途中でてくる桐葉がもし声がでなくなったら治す特効薬はシナリオって言うの、そういう事かーーーーい!になりました。桐葉ルートやってること前提ですね。他全員やってから逢桜ルート行けるようになるのはこういう・・・

病院抜け出してAS書くってのに旅館で夜通し目のハイライト消えるまでやるのはどうなんだよwって思いましたが年齢制限がつくゲームなのでまぁ良いでしょう(?)余命も少ないし本当に好きな人との時間は充実させたいというのは自然な事でしょう。

足、腕が動かなくなっていき最後は口で喋ったシナリオを主人公がパソコンに打ち込んでくとこは辛かったですね。あ~くるとこまで来てしまった・・・だんだんASのシナリオが現実とリンクしてくるのもうるうるきてしまいます。

「この世界はどこまでも現実しか無くて、奇跡なんかない。」

「この結末で幸せだったよって」

顔を抑えてしまいますよもう。

ED後はASが発売、おそらく私服姿主人公の後ろ姿の隣に”制服姿”の逢桜がいます。

一応いろんな解釈ができるようになってるとは思いますが・・・逢桜は生きてないよね??

OPの「奇跡なんか、いらない。」

桐葉ルートの「今はいない親友」

パッケージに入っている万年筆は逢桜が残してくれた物ってなとらえ方をしています。

オレ個人ボロ泣きはしていないんですがとても心に残る内容でした。2021年に発売されたゲームの中で1番かなぁ。閃鋼のクラリアス、GIKEI、Monkeys!もそれぞれ楽しめる内容でしたが、心を動かす恋愛物として見ると創作彼女が1番。

なんていうんでしょう、減点するところがとにかく少ないすげーー良いゲームだなと思いました。先ほども書いたHシーンがヒロイン全員通して同じ感じになってしまった事、エレナのHシーンで体動かす絵の動かし方はこれいる?wって思ったくらい・・?

これHシーン無しでもすごく良いゲームなのでは!?ってちょっと思ったけどいやここも恋愛物をプレイする上で大事なところだからやっぱいるわ。無いのは綺麗すぎる。(?)

エロガキがよぉ!って思うかもしれませんがけっこう真面目に思ってます。生きていく上で人と付き合う、未来を考えてそういうの一切無しってありえる・・?って言うと賛否両論飛んできてしまうのでやめましょうか!ごめんごめん(汗)

登場キャラみんな良いやつ、絵がきれい、SD絵も好み、曲も強い、変にSFチックなとこも無い。友達にポンとこれおすすめだから!と言えます。

曲に関しては個別ルートEDの「All my treasure love days」が1番好きです。聞きまくってます。BPMもいいなあ!とか考えちゃうのはDJやってる人間の病気か・・?

OP「奇跡なんか、いらない。」の歌詞に

「奇跡 星に願って 叶う夢はいらないよ」

がストーリーと一致してて好きです。

しばらくぽっかりとレスになっていろんな事が手につきませんどうしよう。ミニ四駆の大会用にセッティング出しやDJの練習しないといけないんだけど・・・


さて最後まで読んでくれたあなた、本当にありがとうございます。

実際に会う友達には基本的になんでも喋りますがTwitterなど画面の中でしか絡みのない方はイナくんという人間の深いところを知れたと思います。ところどころ「素」が出てます。もしかしたら気に入らないっていう方が出るかもしれない。隠してましたごめんなさいこういう人間です。

それでも大丈夫だよって方、noteのいいね機能やTwitterのリプでいいですあたたかいお言葉お待ちしてます。何年も何年もこういう話題をインターネットの海に出そうか迷ってましたので。

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