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結局レースどのくらいお金かかったの?②東北660選手権車両制作編

お疲れ様です。(疲れてない方はすみませんが、私は疲れています)

前回のドライバー装備編に続いて2回目となります。
走行会スポーツ走行仕様から東北660選手権に出るにあたってどこを変えなければいけなかったのか、書いていきたいと思います。

まずはレースに出るにあたって必須のもの
ロールケージです。
本当に10年間言われ続けてきました。イナくんロールケージ入れないの?と…w

普段使いする車だからあまり入れたくなくて…しかし今年2022年5月、セカンドカーのFIAT500を手に入れた事により
「アルトを660仕様にしちゃうか!」
という思いつきのもといつもお世話になっているケイズファクトリーにて車を作っていただきました。

Bピラー止め
運転席側
仮付け
サイトウロールケージからの取り付け説明書
ついた!
走行会にてシェイクダウン

今回アルトHA25Sに付けたのは6点式2枚乗車タイプでBピラー止めです。以下お値段ですがサイトウロールケージより引用します。税込です。
・6点式ロールケージ2名乗車タイプ 7万7000円
・Bピラー止め 1万1000円
・ロールバーパッド黒1メートル1870円×10メートルで18700円
とりあえずの合計10万6700円

これプラス作業工賃がかかってきます。よく言われるのはロールケージ1点につき1万円ですかね。6点式だとだいたい6万とか。
もちろんお店によっても変わってきますしDIYでやれば実質無料です。でもDIYでやるのはオススメしませんw ちょっとだけ作業にお邪魔させてもらったのですが自分のような素人が「どれーやるかー」と言ってできるレベルではないと感じましたw
しっかり知識のあるプロにやっていただくのがベストだと思います。(過去にボディとロールケージの取り付け部分が今にも取れそうな競技車両を見た事があるので…w)

あと自分のアルトの場合は内装をできるだけ残した状態で作りました。どうせメインで使うのレースだし軽量化ドンガラでいいじゃーんと思われますよね。
ナンバーあって公道走る車だし、なるべく中も綺麗な状態を維持したくて無理言って残していただきました。(作業がより難しくなってしまったのはいうまでもない)
あと2名乗車タイプは後ろの2本にパッドを巻く必要がないのでエイブリーのラッピングシート グロスグラスグリーン(SW900-758-O)を巻いてもらいました。これもオシャレのためで、レースとは関係無いのでノーカンとしますwナカノくん巻いてくれてありがとう!

続きましてハーネスでございます。
レギュレーションでは4点式以上が義務付けられており、ボディに確実な方法で固定されていなければなりません。
つまりシートレール共締めはNGです。

これもロールケージ同様ボディに穴をあけなければならないのでちょっと覚悟がいりますが、やらないとレースに出られないので諦めましょうw
車を作る時はだいたいにして左腰ベルト1箇所はボディに穴をあけてストレースプレートを装着しないといけません。そしてアイボルト設置の流れです。物と工賃で大体1万円だったかな…?(うろ覚え)

車体下のストレスプレート


右腰ベルトは純正シートベルトと一緒にアイボルト設置、HA25Sの場合リアシートを取っ払うと真ん中のシートベルト装着するカチャカチャのアレ(名前が出てこない)を取り外すとアイボルトが取り付けできます。あと右後はリアシートを固定する金具?を取り外してボルトを取るとそこもアイボルトを装着できます。場所は上の写真を参考にしてください。

ハーネスはHPIの物を使用しています。数年前に買ったのでだいたい3万円。まぁもともと持っている物なのでここはノーカン。HPIだと色んな色があるのでオススメです。

続きまして前後牽引ベルト。
TRSのものを使用しています。

TRSトーループ

大体ひとつ5000円でしょうか、前後合わせて1万円。
ボディへの取り付けはハーネスを付けるときのストレスプレートとこの牽引ベルトでボディの牽引部分をサンドイッチ、ボルトで締めます。

緑の牽引ベルトカッコいい!


これも元々持っていたのでノーカン。車によっては牽引フックになる場合もありますよね。

あとはお金関係ありませんがリアハッチのダンパーを取り外します。これ外さないとレース中にリアハッチが開いて空気抵抗がえらい事になります。(?)というよりまぁ危険ですので…w
過去仙台ハイランドでレーススタートと同時にリアハッチがオープンする旧規格アルトワークスがいらっしゃいました。アレはボディ歪んだのかな…w

ざっとこんなもんでしょうか。
見ててわかったと思いますが、車を速くするチューニングパーツのお話ではありませんでした。レギュレーションに合致させるための安全装備のお話でしたね。

もちろん速くするためフロントパイプを変えたとかエアクリを従来と違うものにしたとかダクトひいたとかHA23Vのサーモハウジングと36アルトワークスの純正サーモスタットを流用してちょっとローテンプにしたとかオイル変えたとか様々ありますが、ここはカウントしません。レースに出るための必須事項ではありませんので。数え出したらキリないですしね…w

はい。というわけで自分の場合ロールケージ、取り付け工賃、パッド巻き、ハーネス固定用アイボルト装着などでざっくり17万とか18万ほどでした。

次は諸経費でもやろうかな、エントリー代とかそういう…w

次回も!?お楽しみに!

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