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【宇部市】吉村ホルモン【焼肉】

うまいもんハンターのちょーすです。

煙がもくもくの昔ながらの焼肉店を訪れました。

オススメ度:★★★★★(宇部市民でも知る人ぞ知る名店!)

吉村ホルモン

宇部市昭和町にある焼肉店です。

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店内は4人掛けテーブル席が4つあるだけです。

煙がもくもく上がり、脂も沢山飛んでいるお店ですが、かなり綺麗に掃除が行き届いている印象です。

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一部、掃除の手が届かないトイレの上の空間は、まっくろくろすけが居そうな、ブラックホールのような漆黒の闇に包まれています。

掃除があまりされていなければ、このように境界がくっきり出ないですね。

各テーブルに七輪があり、練炭がカンカンに燃えています。

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当然ながら、肉の脂が落ちると、燃え上がりますが、これぞ焼肉の醍醐味です。

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卓上にはタレとおろしにんにくが配置されています。

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またお好みでということで青唐辛子も提供されます。

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この青唐辛子は美味しいですが、かなり辛いので、付けすぎには注意が必要です。

メニュー

メニューは極めてシンプルで、左が肉類、右が飲物と野菜・キムチです。

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こちらの他に石焼きビビンバもあります。

数人いれば、全メニュー制覇も容易なくらい洗練された無駄のないメニュー構成です。

タン

まずはタンから頂きます。

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こちらは2人前の量です。

塩胡椒のみのシンプルな味付けです。

注文を受けてからカットされるので、文句なしに美味しいです。

ホルモン・センマイ・ミノ

こちらもそれぞれ2人前の量です。

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どれも色が良く、鮮度が抜群で、臭みも一切ありませんでした。

寧ろ、これだけ脂が乗っていても不思議と胃もたれ等が無く、ずっと食べられました。

豚カルビ・牛カルビ・レバー

こちらもそれぞれ2人前の量です。

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レバーも臭さが全くなく、しっとりとした焼き上がりになりました。

ホルモンがこれだけ鮮度が良くておいしいので、カルビが美味しいのは言うまでもありません。

石焼きビビンバ

石焼きビビンバはこの状態で提供されます。

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ここからコチュジャンを好みの量を入れて、全体を混ぜて頂きます。

お焦げのようになったビビンバが好きなので、混ぜ終わるとフチに貼り付けていきます。

このまま食べても美味しかったですが、焼いたホルモンやカルビと一緒に頂くのも美味しそうです。

キムチ

キムチも頂きました。

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こちらのキムチはさっぱりしていますが、コクや奥行きが感じられる味付けでした。

ビール(大)

ビールはアサヒスーパードライの瓶ビールです。

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小さめのジョッキに自分で注いでから、一気に行きます。

マンボ

焼酎に梅酒を足した宇部独自のお酒のマンボを頂きました。

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調べてみると、宇部に炭鉱があった頃、炭鉱で働く人を応援するお酒として、宇部市新町のホルモン焼き屋が並んでいたじゃんじゃん横丁(じゃん横)で提供されていたそうです。

吉村ホルモンはかつてじゃんじゃん横丁にあり40年ほど営業した後、現在の場所に移転しているため、数少ないオリジナルのマンボが頂けるお店です。

飲み方はロックか生(き)の2択だそうで、私は日和ってロックで頂きましたが、焼酎の中からふんわりと梅の香りがするため、呑み易いのですが、逆に危険なお酒です。

まとめ

マンボは初めて知り、味わいましたが、お酒の味以上に歴史を感じる一杯でした。

今はもうじゃん横は無くなってしまいましたが、マンボを提供するお店は中央町近辺に数軒あるようです。

ホルモンもしっかりと美味しいですが、脂くどくなく、ずっと食べられる味で良いお店です。

是非、お店を訪れる際には煙と脂の臭いがかなり強いので、家に帰ってすぐに洗える楽な恰好で行くことをおすすめします。