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【ライフハック】ETCX【キャッシュレス決済サービス】

経営戦略コンサルタントのちょーすです。

2001年にサービス開始されて、2023年に次の展望として新たなサービスが開始されました。

ETCX

ETCXは高速道路のETCを利用した新たな決済サービスです。

高速道路の料金所ではETCにより、運転席から手を伸ばしてお金をやりとりしたり、領収証を受け取ったりすることはなくなりました。

しかしながら、まだ全ての有料道路で使える訳ではなく、ファーストフードレストランのドライブスルー等では現金決済以外の方法が使えるようにはなっているものの、まだクレジットカードやスマートフォンを取り出して対応する必要があります。

それがこのETCXにより、確認のみでこちらで決済の操作をする必要は何もなくなります。

既に一部の有料道路やゴミ処理施設、ガソリンスタンド、駐車場で導入されています。

一部の有料道路では、ETCXを利用することで受けられる割引もあります。

伊豆中央道・修善寺道路:いずトクX割引
鳥飼仁和寺大橋有料道路:まいど割
松島有料道路:ばってん得割

使い方は簡単で、ETCXのサービスに既に持っているETCカードとクレジットカードを登録します。

登録するクレジットカードは利用するETCカードの発行会社である必要があります。

登録が完了するとメールが届き、その後であればそのETCカードをETC車載器にセットすればETCだけでなく、ETCXも利用出来ます。

有料道路で利用するには、使い方自体は通常のETCと相違無いですが、ゲートを通過する速度については注意が必要てす。

高速道路のETCでは、ノンストップ走行が可能となるよう、決済処理が瞬時に完了するよう設計されています。
一方、決済システムに通信ネットワークを利用するETCXでは、決済処理の完了に数秒程度の時間が必要で、ノンストップ走行は出来ません。
車が停止した状態で決済が行われるよう設計されていますので、ご利用の際には、必ず【一旦停止】をお願いします。

有料道路以外のレストランやガソリンスタンドではどのように使うのかは分かりません。

是非、近くにゴミ処理施設やガソリンステーションがある方はご一報下さい。

まとめ

ETCXという文字を見た際に、これまでのETC2.0やETC3.0等があり、その次世代かと思いましたが、そういう訳ではなく、ETCには関連しますが別サービスに該当します。

確かに有料道路は日本道路公団関係の道路であれば、そのままETCが使えますが、一般有料道路では未だに現金のみという道路もあります。

これが便利になることは間違いないですが、如何せん導入施設が少なく、知名度が圧倒的に低いです。

またETCXの電波を受信するアンテナ等の設備には相応のコストが生じるため、従来の決済方法に加えて新たに導入するのはなかなかハードルが高そうです。