うまいもんハンターのちょーすです。

宇部ラーメンハンターの草鞋もありますが、今回は宇部市内のラーメン店ですが、宇部ラーメンではないため、うまいもんハンターです。

オススメ度：★★★★☆（鶏白湯のスープが濃厚で旨い！）

三代目YUTAKA

宇部市常盤町にあるラーメン店です。

看板にあるように11時から15時までの営業です。

定休日は基本的には日曜日のようです。

Soba専門店「三代目YUTAKA」は、二代目YUTAKAとW-Factoryのコラボにより誕生した、地元にはない新しいタイプの麺屋です。

W-Factoryは「就労継続支A型事業所」で、障害や難病のある方が雇用契約を結んだ上、で一定の支援がある職場で働くことが出来る事業所となっています。

スタッフの方の中には、コミュニケーションが苦手だったり、計算が苦手だったりされており、それぞれの個性に合わせて役割分担で仕事をされていました。

仕事も得意不得意に合わせて、全員で補完し合いながら進めていたのが印象的です。

席はカウンター席のみで10席程あります。

食券を購入して、席に案内されます。

席には生姜や柚子胡椒・魚粉・山椒が置かれています。

生姜は鶏sobaの味変に使用します。

魚粉と柚子胡椒はじめの焼きおに茶漬けの味変に使用するようです。

煮干しsobaの味変には魚粉を使用します。

煮干しそばはリニューアルされたそうです。

周防大島産の煮干しと利尻昆布で取った出汁と鶏白湯スープとブレンドしているそうです。

こちらの〆の焼きおに茶漬けの味変には山椒を使用します。

焼きおに茶漬けを新定番にしていきたいようです。

メニュー

メニューは食券機に記載されているのと、席にもありました。

スープは大きく「鶏Soba」と「煮干しSoba」の2種類で、上に載せる具材で変わります。

まぜそばの大盛りは無料で、その他のラーメンは替玉が出来ます。

席にもメニューがあります。

単品メニューは餃子・ごはん・からあげ・焼きおにぎりで、ラーメンのトッピングには鶏つくねと味玉があります。

替玉は100円とリーズナブルで、席からでも注文出来ます。

夏季限定の季節メニューで冷やしまぜSobaもあります。

冷やし中華のようなまぜそばです。

特製鶏Soba

看板メニューの鶏Sobaより、店長のオススメの特製鶏Sobaを頂きました。

鶏を丸ごと煮込んだ濃厚スープ。クリーミーな口当たりで鶏の旨みがたっぷり。こってり派にはたまらない逸品。

ゴリゴリの豚骨が好きな私ですが、泡が立つほどクリーミーで濃厚な鶏白湯は旨味が強烈ですが、軽くさっぱりと食べられます。

鶏つくねと豚バラのチャーシューがまた美味しいです。

麺は全粒粉の中細ストレート麺で、硬めでも美味しそうです。

煮干しSoba・からあげ3個＋ごはんセット

煮干Sobaを頂きました。

鶏白湯Sobaとは違ってかなりあっさりしたスープです。

煮干と昆布の透き通った風味はかなり奥行きがあって、シンプルながらも深い味わいがあります。

からあげは薄味で、鶏の味がよく分かるもシンプルな味でした。

ミニチャーシュー丼

チャーシュー丼はチャーシューを解したものが載っています。

肉がしっかりと煮汁の味を吸収しているので、ごはんをかき込んで食べたときの幸福感が凄いです。

まとめ

鶏白湯ラーメンを初めて食べましたが、豚骨スープの拗さがなく、衝撃的な味でした。

宇部市内のラーメンとすると若干高い部類ですが、こだわりや就労継続支A型事業所としての役割をになっていることを考えると、何かヒントが貰えたような体験でした。

ユタカグループはどんどん拡大していますが、このような雇用もしているとは知りませんでした。

人間それぞれ個性があり、その個性を活かしながら助け合って生きていきたいと思いますが、周囲で実際に働いている姿を見ることが出来ると、どのようなことが得意でどのようなことが苦手なのかを共有すれば、一緒に色んな人と働けると感じました。

皆んなが輝ける社会にしたいと強く思った春の日でした。