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vol.6 副業より簡単!投資初心者が小額から始めることができる副収入・不労所得への道 4.地球の反対にある南アフリカという国

このブログではサラリーマンや投資初心者でも副収入がほしい、働かずして収入を得たいという思いをもった方向けに、不労所得が得られる近道をお伝えしていきたいと思います。副業はしたいけど、時間がないという方にはおすすめです。単刀直入にいうとFXによる南アフリカランドへの投資のことですが、なぜ南アフリカドル投資をして不労所得を得ることができるかのカラクリを説明したいと思います。


今回テーマ

投資の観点からみる南アフリカはどういう国かファンダメンタルズ(経済の状態を表す基礎的な指標)を交えて簡潔に説明します。具体的な投資方法をお伝えする前に、知識をつけるための説明していきたいと思います。

歴史

南アフリカ共和国はイギリス連邦加盟国の一つで、1994年のアパルトヘイト廃止(人種隔離政策)以降、民主化が進み、急速に経済成長を果たし、 現在ではアフリカの全GDPの約20%を占め、アフリカの経済大国としてアフリカ経済をけん引しています。アフリカで唯一のG20参加国です。

資源国

南アフリカは資源大国して知られ、金やダイヤモンド、プラチナ、石炭といった鉱物資源が豊富のため、南アフリカランドは資源国通貨として位置づけられています。金は重要な輸出品で、かつては産出量が世界一位でした。これらのことから、南アフリカランドは資源価格に連動して、値動きをすることが多いです。下記グラフ(金と南アフリカランド-円の変動)

金価格3

自動車産業の発展

近年では、政府の政策(Motor Industry Development Programme)により、自動車メーカーやサプライヤーが製造工場を多く建設し、ダイムラーや、トヨタ、ベンツ、フォルクスワーゲン、日産自動車が南アフリカで製造し、輸出しています。統計的にも自動車産業が南アフリカを代表する産業となるまでになりました。また、影響は低いですが、南アフリカランドへ値動きに自動車業界の影響を多少は受けるとされてきます。また、2035年までの更なる自動車産業の発展計画(South African Automotive Masterplan 2035)を発表し、2035年までに世界の自動車生産高の1%に達すること等を目標に掲げています。

貿易

貿易ではヨーロッパや、中国、米国、ドイツが主要相手国となっています。その中でも中国との結びつきが強く、「一帯一路」構想の連携をアピールするなど友好関係を築いています。その為中国の経済指標との連動性もあり、中国に前向きな指標か後ろ向きな指標がでるかで南アフリカランドの値動きに大きく影響がでています。

今後の経済の見通し

IMFの予想によると南アフリカのGDP成長率は2021年で3.0%でした。新型コロナウィルスの影響を受け、低成長の予測ですが、インド産業界からの強い需要が南アフリカの石炭価格を下支えしていようです。経常収支が赤字から脱却できていない部分は今後も注視する必要があります。

経済見通し

FXで大事な要素

南アフリカの特徴とランドとの関係性はご紹介させていただきましたが、特に初心者の方には是非意識してほしいですが、(南アフリカランドだけではなく)どの通貨も大きく影響があるのはやはりUSドルです。アメリカの影響力が一番大きいのです。もちろんクロスレート(多通貨間の交換レート)の影響もありますが、米国経済が世界経済をリードしている証拠です。


ドル

クロスレートとは

南アフリカランドと円の為替レートの場合、直接算出される表示以外で、「円/米ドル」レートと「南アフリカランド/米ドル」レートから算出することをします。少し難しい知識ですので、米ドルを経由して他国の通貨は計算され、米ドルの影響と受けるとだけイメージで持っていただければよいかと思います。

参照:三井住友DSアセットマネージメントのHPにわかりやすい説明がありましたので、参考までにこちらからご覧ください


今回は、南アフリカの歴史や、資源国であること、新しく自動車産業に力を入れていること、中国の影響(貿易)、経済の見通し、米ドルの影響についてご紹介させていただきました。

次回もまたみてください!


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