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親方からの電話

9月26日、日曜日

大相撲九月場所の千秋楽が終わった夜に「親方」から電話があった。

親方からの電話は大変珍しく、確か幕下に上がったとき以来3年半ぶり

のことではないだろうか・・・

いやいや、そういえばコロナの最中にも一度電話があったか・・・


今回の電話の内容は私の息子が、今場所幕下の上位で勝ち越したので、

今後十両に上がる日に備えて、地元で後援会の会長をあたってほしい・・・

という内容の話だった。

最近の兆候として東京をはじめとする関東出身の力士たちが、晴れて関取

昇進(十両昇進)を決めてもなかなか後援会の発足が難しいらしく、早めに

手を打っておいた方が良いそうである。

なんでも十両昇進と同時に必要になる「化粧まわし」「シルクの締め込み」

更には「明け荷」など準備物が多く、これらを自前で作るには数百万円

かかるらしく、後援会があればそれらの人の中からスポンサーがついてくれ

たり、後援会費を集めて準備してもらうことができるそうなのだ。

ただし、親族が後援会の運営に携わるとイロイロな揉め事(特に金銭的)

があるので

「全て任せられる人にお願いしてほしい」

とのことだった。


親方も、随分息子のことを褒めて下さって、とてもうれしかったが・・・

正直、相撲のことを全く知らない私たちにとって、何のことかイマイチ理解

ができなかった。

その晩は休んで、翌日起きてよくよく考えてみた。

確かに親方が言うように我が家で今すぐに数百万円の出費は大変である。

早速、後援会の起ち上げしてくれる人を探そう。

幸いうちは、地方(中規模)なので、中には引き受けてくれる人もいるかも

しれない。

家族会議を毎日開いて誰に頼もうか考え中・・・

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