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こんにちは。今日本では大雨が続いています。
雨というと体が勝手に反応するようになってしまってます。
なぜなら、元東京都下水道局の職員だったからです。
下水道局には約18年いて、電気職として現場仕事をしてました。

下水道の仕事って天気と密接なんです。
天気によって仕事が左右されてしまうのです。
現場では遠くで雨が降っていてもいきなり下水があふれて、人が流されたという事故もありました。

下水道局に入った当時、約20年前にはゲリラ豪雨なんて言葉もなかったんですよ。
ですが、温暖化と共にゲリラ豪雨が増えて、現場仕事がやりづらい状態が生まれています。

天気=空、下水=地下、これは関係ないようでとても関係がるもの、なので今回は「月」から離れて「下水道」について書く必要があると感じたので、空と地下の関係についてお話させてもらいます。

天気と下水道

下水に長くいると、空や天気に詳しくなります。
しかも雨が降るような気配も匂いでわかってくるようになるのです。
空の状態を目で見て、匂いを感じて、肌感覚を覚えます。五感がさえるのです。

下水道はインフラですし、流れてきたものを受け止めるしかない。
天候に左右される分野でも、仕事なので事前準備が大事になってきます。
雨の予報が出ると仕事の予定が狂うので、天気に対応して仕事をしていきます。

月に傘がかかってないか?
湿度はどの程度か?
雲はどんな形が浮かんでいるか?
小学生でも習う程度のことがすごく現場では活きてくるのです。

夏には台風やゲリラ豪雨を気にします。
晴れていても急な雨が予想される時は、現場仕事を切り上げないといけないからです。
でも現場作業予定は沢山あるので、全ての点検や作業を終わらせるためには、すぐに現場仕事を切り上げて諦める訳にもいきません。

冬には雪が関係します。
下水は綺麗にして川に流すのですが、綺麗にするには微生物の力を使うのです。
この微生物が寒さに弱くて、雪が降ると活動が鈍くなってしまうのです。
雪がどのくらい降るのか、それに対して微生物の量をどのように調整するのか考えて現場で対応をします。

インフラは生活に密接なもの。
24時間365日人の生活にかかわるものだけに、人命第一でも、全ての予定作業をしていかないといけないのです。

だって、都民の皆さんの税金と下水道料金をいただいて仕事をしているのですから、貴重なお金をムダにはできないのです。貴重な税金、血税と呼ばれているものをムダにできません。

下水道は天気と、とても密接な地下の世界なのです。
でも、その天気を自由自在に操ることはできないので、天気に合わせて対応をしてきました。

気象情報の記録も毎日残しているので、全ての過去の記録から予測をたてて対応することもあります。

地下でありながら、空とはきっても切れない関係なのです。

空を知る

下水道にいたので、気象情報はとても大切です。
気象情報から雨の動きを事前に予測し、対応してます。

参考になる気象情報をお伝えしますね。

東京都でしたら、東京アメッシュがわかりやすいです↓

東京都の気象情報も参考になります↓

日本全国だったら気象庁の情報↓

これらを使うと、出かける予定もたてやすかったりします。
大雨の時は避難の参考にもなります。

通勤、通学時の様子が予測できるので、時間をずらして帰ろうとか、地元についた時には傘が必要だという判断もできます。

気象ツールは20年前より精度が格段に上がっています。
ぜひ使っていただき、空と仲良くなってくださいね。

大好きな宇宙との付き合い方

天気と密接な仕事を約18年もしていたので、現在は全く違う仕事であるファイナンシャルプランナーとしてお金の相談にのっていても、雨と聞くと気になります。

地下の仕事をしていても、空との繋がりを深く感じてきました。
仕事を通しても、空、宇宙と関係が深かったのです。

今は下水の仕事から離れたので、天候が密接ではありませんが、自然と空を見て月や星を観察してます。
仕事ではないので、好きな分野として興味をもっての観察です。

本来は子供の頃から大好きだった、空、宇宙、月、星たち。

下水という仕事から離れて、趣味として好きな分野として触れられる今がとても幸せです。

仕事として空と付き合っていた時と全く違う気持ちで、プラネタリウムにもいけることにも幸せを感じます。

これからも雨が降ると気になって仕方ないでしょう。
下水を辞めて6年たっても、空も下水も気になっているのですから。

でも、好きな宇宙に関する分野を仕事から離れて伝える活動は、これからも続けていきたいです。

次回機会があったら、元電気職として、電気と宇宙や空との関係についても書いてみたいと考えてます。

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