世の中には、この地球上には、いや、この宇宙のなかでは、
いろんなことが起こり過ぎている。
ひとりの人間が、その全てを知り尽くすことは不可能に近い。

でも、ひとりの人間が、この宇宙で起きている全てのことに、興味を持つことは出来る。興味を持って、知ろうとすることは出来る。

みんなには、１つでも多くのことに興味を持ち、知ろうとしてもらいたい。そして、出来るのならば知って欲しい。

なぜなら、興味を持つこと、知ろうとすること、つまり好奇心があるということは、ひとが生きる源になるからだ。好奇心があれば、ひとは動こうとする。好奇心があれば、立ち止まったときにまた別の道を見つけようとする。

学校で学ぶことは、宇宙で起こっていることの、ほんの一部に過ぎない。だから、学校で学ぶことと、みんなが興味を持っていることは、ズレていることもあるかもしれない。

自分が興味のないことに、無理して興味を持つのは難しい。けれど、学校では、少しでもみんなに、面白そうだ！と思ってもらえるように、先生は日々、精一杯努めている。

だから先生は今日も訴えかけている。

学校で教えてもらうことの中にも、もしかしたら興味を持てそうなものがあるかもしれないと、思いながら聴いて欲しい。

もし、学校でそれをするのが難しかったとしても、

いろんなことに興味を持ち、いろんなことを知ろうとする、

そんなひとになって欲しい。

photo location: 兵庫県 淡路島