真夜中のタルト・タタン
デンバー(アメリカ、コロラド州)に引越して2週間たちました。
昨年8月に4年間住んだオランダを離れて、約半年ほど日本にお世話になりました。
日本ではたくさん旅行をして、美味しいものを食べて、音楽プロジェクトもいくつかできたのでよかったかなぁ、と思っています。
2年ぶりの日本滞在でしたから、なかなか馴染むのに時間がかかりました。
道行く人々のスピード感
スーパーマーケットの品揃え
どんなに暑くても、寒くても、ガッツリメイク&きちんとした服装の人々の多さ
コミュニケーション全般に満遍なく散りばめられた謙遜
イベント(ハロウィン、クリスマス、お正月、節分、バレンタイン...)に対する盛り上がり方
挙げ始めたら止まりませんが、馴染めないなりにも、パニックになったりはせず、いずれの現象にもそれなりに理由/原因はあるものだなぁ、と、数年前よりも冷静に観察していたようにも感じます。
今回の日本で感じ、学んだことも、追々ゆっくりと振り返って記録していけたらと思います。(が、まだオランダ生活の振り返りも終わってないから、いつになることやら笑)
思い出した順に忘れないうちに書いていこうと思います。
話は戻りまして、
アメリカ生活が始まった訳ですが、
ほぼ毎日和食を自炊しているし、飲み物は緑茶やほうじ茶だし、
先週ハンバーガーを作ってもらった以外は、まだそこまでアメリカーンな生活ではありません。笑
ただやっぱり、時間の流れがゆっくりに感じます。
呼吸も深くなっていると思います。
ちなみに、時差ボケは1週間かからずにスッと直りました。
家具を買い足したり、日本からの荷物も届いて、家の中はだいぶ落ち着いて過ごしやすくなりました。
次に書く音楽のことを、じっくり考える時間も作っていきたいと思っています。
今までの作曲活動の多くは期限が決まっていて、様々な現実的な問題をクリアすることが先に来たり(演奏者の人数やレベルとか、場所とか、予算などなど)していましたが、
これらに並行して
ちょっと真逆をやってみようかな、と考えています。
まずは自分がどうしても書きたいと思えるテーマ探しから。そして綿密な設計図を書くにあたってのパラメーター作りを今まで試してたものから改めて構築して..そしてそして.(( _ _ ))..zzzZZ
というように、気の遠くなるような創作過程(楽し苦しい)となりますから、脳みその整理と心身の健康のために料理やお菓子作りをするのが私にはとても大事な時間です。
ということで、昨夜は23時ごろからタルト・タタンを作りはじめました
鮮やかな色で、眺めているのが楽しかったから食べてしまうのが少し惜しい気もしましたが、一生懸命皮むき...
甘酸っぱい香りが漂う中グツグツ煮ている所を眺めて...
オーブンに入れると型から垂れたりんごの煮汁が燃えて、凄い勢いで煙が立ちはじめたので焦って家中の窓を開けて...(この時既に1時過ぎ、外気温は氷点下)
完成したのは深夜2時近かったので、朝ごはんに頂きました。
こんな感じで楽しく暮らしていきたいと思います。(荒い結び...)
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