エメラルド バトルタワー攻略 金リラ (122連勝)

バトルタワーとは

シンプルなポケモンバトル。
金リラは10周目。

攻略

基本的にパーティー構成はエースアタッカーと壁で、できれば積みエースなどがいることが望ましい。

構成

メタグロス(意地っ張り)@拘り鉢巻
努力値 : H4-A252-S252
実数値 : 151-205-148-90-108-120
技構成 : コメットパンチ、地震、シャドーボール、大爆発

ボーマンダ(控え目)@ラムの実
努力値 : H252-B52-C184-S20
実数値 : 202-130-107-168-100-123
技構成 : ハイドロポンプ、火炎放射、めざめるパワー草、燕返し

ハピナス(図太い)@残飯
努力値 : H252-B252-D4
実数値 : 362-21-68-91-155-72
技構成 : 卵産み、どくどく、地球投げ、カウンター

詳細

メタグロスをエースとして1体目を倒し、弱点を突く技を持って選出される2体目に対してはボーマンダとハピナスで受けることをコンセプトとしたパーティーである。

メタグロス
まず、エースとしては優秀なラティオスを既に第4世代に送ってしまっていたのでメタグロスを採用した。持ち物は当初ラムの実を採用していたが火力不足を感じる場面が多く、火力重視で拘り鉢巻にした方が安定。
HB特化レジアイスもコメパンで確1とれて、ほかのレジ系も全部確2とれるなど強いがカウンター持ちはお祈り。
技はコメパン、地震、大爆発が確定で残りがシャドボ、瓦割り、燕返しなど挙げられるが、ハピナスで何もできないゲンガーを意識してシャドボを採用した。

ボーマンダ
先発メタグロスの弱点に対して補完が非常に取れている。
採用経緯としてはエースメタグロス、特殊受けハピナスを確定としたときに、地面技を透かせる飛行タイプ or 浮遊もちかつ、ハピナスの毒殺ができないエアームドなどに対処できるためにも、特殊が高いポケモンを探していたときにボーマンダに白羽の矢が立った。
特性いかくも相まってH特化するだけでも物理耐久はかなり高くなり、両刀が多い炎アタッカーに対して、ボーマンダをかませてハピナスに回すことで余裕をもって受けることができる。
他の候補としてはフライゴン、ギャラドスなどが挙げられるが特殊の火力の低さから採用は見送った。
努力値のC184振りに関してはD特化ゴローニャをめざめるパワー草で確1になるような調整で、これで全てのサイドン・ゴローニャがめざめるパワー草で確1になる。
因みに対水草タイプに関しては、冷凍ビーム持ちの型をナマズンのが確1、ヌオーとラグラージは乱数1発(70%ほどでC特化しても88%程度)。
また、素早さに関しては準速70族(キノガッサなど)を抜ける実数値123になるよう努力値を20振った。(ちなみに最速キノガッサは1体しかいない上、キノコの胞子を持ってない)
燕返し採用に関しては対格闘(カイリキーやハリテヤマなど)であるが、カウンター持ちもいるため、初手はドロポンか火炎放射安定である。(恐らくカウンターの選択は実数値ではなく、種族値で判別しているものではないかと思われる)また、分身持ちの害悪型は草タイプが多い印象のため、思った以上に恩恵を感じた。

ハピナス
技採用は卵産み、どくどく安定で、残りの地球投げとカウンターは好みと思われるが、カウンターはかなり活躍する場面は多かった。
HB特化すると中途半端な物理アタッカーも完全に止まり、特殊アタッカーも大抵は完全に止まる。
弱点としては眠る持ちの相手には苦戦するうえ、どくどくが効かない鋼タイプや毒タイプが苦手でゲンガー相手にはPPを枯らすことしかできない。
しかしながらこいつ1体で大半の特殊を見られるのは本当に強く、ラティ兄妹も全ての型を止められる。

天敵
カビゴン:鈍いやカウンター持ちはグロスで対処できず、免疫だとハピナスで毒殺すらできず影分身型も面倒なので、対面ならコメパン様子見で後だしなら大爆発。ちなみに鈍いを3積みされると拘り大爆発を耐えてくる。

ギャラドス:電気技が無く龍舞を止められないのでグロスの大爆発で対処。特殊型ならハピナスで止まるのでマンダ引きで型を判別してからのほうが良い。

ボーマンダ:氷技がないので龍舞を止められない。対面ならコメパン様子見で後出しなら大爆発だが龍舞持ちの2/3が光の粉持ちなので後は運次第。

一撃持ち(トドゼルガ、ラプラス、ジュゴン):ハピナスが身代わり不採用なので、祈りながらグロスのコメパンで押しきるしかない。

ダグトリオ:特性ありじごくだった場合はメタグロスからマンダに引くことができないことに注意。

対リラ

ライコウ(控え目, ラムの実, H158-B252-S100, 素早さ実数値148)
技構成:10万ボルト、瞑想、リフレクター、眠る

ラティオス(控え目, 光の粉, H252-B252-S4, 素早さ実数値131)
技構成:サイコキネシス、瞑想、自己再生、ドラゴンクロー

カビゴン(意地っ張り, カゴの実, H252-A252-C?4, 素早さ実数値50)
技構成:鈍い、恩返し、眠る、シャドーボール

対ライコウ
メタグロス(A205)の拘り地震のダメージは壁なしで98.92~116.76%で壁ありで50.27~59.46%となり、初手で壁張られても確定2発。
負けパターンとしては初手で壁を張らされず、地震の低乱数を引いた場合が考えられる。

対カビゴン
粉持ちでもないのでこのパーティー構成だとメタグロスの大爆発が安定で、拘り解除の交代ターンで鈍いを2積みされても飛ばすことができる。引き先は威嚇を撒けるボーマンダ。

対ラティオス
粉持ちのためどくどくが当たりにくいのが注意だが、ハピナスのどくどくさえ当たればほぼ勝ち確。

最後に

ラティ兄妹は既に4世代に送ってしまった上、RSのラティ兄妹はHA以外の個体値が0固定されているので見送った。3鳥や3犬は厳選難易度が高いので見送り、レジ系はメタグロスとの相性補完が悪いので不採用。
今回のパーティーはボーマンダのめざパ厳選以外はそこまで難しくはないので構築難易度は低いものと思われる。

H特化特殊マンダは思った以上に活躍してくれて、メタグロスやハピナスで苦戦する相手をうまく対処できるようになった。また、地面タイプなどの技を透かしながら特性の威嚇を撒いて相手を骨抜きにするのはかなり有用である。

今回の構築の欠点としては身代わり持ちがいないので一撃持ちに弱く、積み技も一切搭載してないので積みアタッカーにも弱いので、金リラまで到達するのは運も必要となるが、自分の場合は運よく一発で行くことができた。

最終的には122連勝まで到達した。
負けたパターンとしては、初手のハリテヤマに対してマンダ引きして削ったものの岩雪崩の急所を引いて先に瀕死。ハリテヤマは後続のメタグロスで倒したものの、2番手のダグトリオの地割れがグロス、ハピナスと2連続で当たって終わり。
個人的に苦手な2体の並びだったので納得はいく負けではあった。
結果的にはメタグロスでハリテヤマを2発で落とすべきだったが、カウンターケアでマンダ引きしたのがミスだった。しかしながらグロスとマンダのどちらを残すかの選択は後続が分からない限り賭けなので、範囲の広いグロスを残す選択をしたのはしょうがない気がする。

他ブログなどで非常に考察がされている施設なので、他の構築も参考にするとよい。