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「日本のマナーもちゃんと伝える。私も海外ではその国を尊重したいので」社会人TOMO小山さん

普段はどんな活動していますか?

関西エリアでフリーランスで働いています。プロジェクトベースで働くことが多く、新規プロジェクトの推進などをご支援することが多いですね。

どのように英語を覚えましたか?

幼少期にハワイに住んでいたことがあります。ビジネスレベルの英語は、仕事でシンガポールとロサンゼルスで働いていたことがありまして、そこで覚えました。英語力は、TOEICだと900点以上ですが、ネイティブレベルではありませんね。

TOMOの仕事の面白さってどこですか?

外国で日本人をもてなすことはありましたが、日本にいて海外の方をもてなすのは初めてでした。海外旅行中でとても幸せそうななゲストさんが多いので、そういう方とコミュニケーションするのは、楽しいですね。人とコミュニケーションを取るのが好きなので、楽しく活動しています。

TOMOをしている上で、大変なことはどこですか?

ゲスト同士のツアー内でのバランスを見ることですね。海外からいらっしゃるゲストさんは、日本の知識や趣味嗜好が異なります。たとえば、日本に来ることが5回目の方もいれば、もちろん初めての方もいます。日本への旅行という共通項を通じて、充実したツアーにすることが難しいですね。毎回反省することも多いですが、もちろん、悪い意味の反省ではなく、もっと改善できたなぁといつも思っています。

TOMOをする上で、工夫していることなんですか?

ゲストに問いかける質問を沢山用意することです。たとえば、「旅行はよくしますか」とか「仕事は何をしていますか?」など、答えやすい質問を多く準備しています。また、日本でのことをどれくらい知っているかもざっくり聞きます。
その上で、その反応を確かめて、どういう話をしたいかというのを考えて、その話をまた質問します。たとえば、日本に来るのが5度目と言われれば、通なことを聞いてほしいだろうと思って、「旅行者が行かないけど、おすすめの場所ってある?」ということを聞いたりします。人って、やっぱり、自分が喋りたいことを聞いてほしいので。
もう一つは、ゲストに話しかけるとき以外でも笑顔でいるようにしています。例えば、店員さんと喋っているときなどですね。ゲストの前だけで笑顔で、お店の人に冷たかったら、ゲストにもそれは伝わると思います。そういう雰囲気を感じたら、ゲストも楽しむ気分が削がれてしまいますし、日本人に対する印象も良くなくなると思います。私は人の生き方は、見えてない部分や見られていない部分でどうであるかで表されると思っているので、そういう部分は気をつけています。

TOMOをしていて、一番の思い出はなんですか?

京都でのツアーで、スイスからのゲストにプレンゼントもらったことです。気遣いがとても嬉しかったです。そのときに一緒にいたゲストの一人が、別の日の大阪のツアーに参加していました。大阪の回でもその話が出て、私も記憶に残る回になったし、他のゲストにとってもそうなったのではないかと思います。

TOMOの仕事の魅力はどこですか?

その都市や日本の代表になることだと思います。ゲストにとっては、私が日本旅行で一番しゃべる日本人になることも多いと思います。旅行中でも日本人を見ることはあっても、濃いコミュニケーションをする機会ってないですよね。だから、私の立ち振舞が日本人の印象を決めてしまうこともあるし、ゲストからの質問にどう答えるかによって、日本の印象が決まることもあります。だから、それには責任も伴うとも思っています。
TOMOの仕事をしている上で気をつけていることはありますか?
日本では普通のマナーでも、海外の方は知らないものもたくさんあります。私はできるだけゲストには、日本でマナー違反とされることは伝えてあげるようにしています。たとえば、ツアーでは神社に行くのですが、私は帽子を脱ぐようにしていますが、ゲストにもそれは伝えるようにしています。私も海外に行ったら、その国で大事にしているものは穢さないように心がけています。きっとゲストさんも気にしていると思うので、伝えてあげています。もちろん、押し付けにならないようには気をつけています。

TOMOの仕事を検討している人に伝えたいことは?

誰かをハッピーにしたいと思っている人は、ぜひおすすめします。あとは、日本をもっと知りたいと思っている人ですね。英語力はネイティブレベルではなくても大丈夫です。
海外の方もよいかもしれませんね。日本人ではわからない観点から日本を紹介できるのではと思います。日本を紹介したいという熱い気持ちがある方は、ぜひ一緒に日本の代表として活動したいですね!

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