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【野本恵子】「電磁波」のもとデンタルクリニック

野本恵子

(のもとデンタルクリニック)東京都/埼玉県/千葉県
陰謀度 3 ★★★☆☆

【陰謀要素】
・電磁波 ・アマルガム

【マネタイズ】
・歯科医

【メモ】
◆日本歯科大学卒
◆のもとデンタルクリニック 院長 (1988年~)
◆チャーミーデンタルクリニック 院長 (2017年4月~)
◆株式会社Natural Smile 代表取締役
◆株式会社K&Kグローバル 取締役
◆日本気圧バルク工業株式会社 開発顧問
◆日本気圧メディカル協会 理事
◆日本抗加齢医学会専門医
◆国際抗老化再生医療学会専門医
◆NPO法人 ピースネット 代表理事


■ アマルガム

開業歯科医の野本恵子。

野本は自身の経営する『のもとデンタルクリニック』にて危うい情報を発信している。それは「電磁波過敏症」で、歯の詰め物である金属が「電磁波を集積して身体に害を及ぼす」と、野本は主張しているのである。▼▼

電磁波過敏症とは「科学的な根拠を伴わないが、その症状を訴える人がいる」というあやふやな症状のことである。一般的に精神疾患を持つ者が電磁波を危険視してその症状を訴えているという印象を持ってしまう点で、『香害』などの化学物質過敏症と似ている。▼▼

野本がなぜそのようなおかしな主張をしているのかは、『のもとデンタルクリニック』の公式HPを見ているとピンと来てしまうものがある。
まず、野本は金属製の歯の詰め物が健康被害を引き起こす原因であると訴えている。▼▼

保険治療でむし歯を削った後などの詰め物や被せ物に使用される金属には、(中略)身体に悪影響を及ぼすリスクのある金属を含んでいる合金もあります。
これら詰め物や被せ物などに含有されている金属が体に合わない場合には、金属アレルギーやその他、原因不明の全身症状となって現れてくることがあります。

(出典:のもとデンタルクリニック

その金属の中でも、水銀を含んだアマルガムという金属を特に危険視している歯科医師は野本だけではない。
そして野本は謎の下記動画を公式HPに掲載して、「水銀⇒危険」という印象操作を行なっている。▼▼

▲▲ これは「熱い食べ物や飲み物を摂った際にアマルガムに含まれる水銀が熔け、それが身体に悪影響を及ぼす」という、アムルガムは危険だと不安煽りをするために作られた動画だ。

のもとデンタルクリニックでは、ご丁寧に口腔内電流測定器という装置でガルバニー電流検査まで行なっている。▼▼

口腔内電流測定器(画像引用:のもとデンタルクリニック

▲▲ ここまで不安を煽られて口中検査までしてもらったら、しかも歯医者が自分の健康まで気にかけてくれているという状況で、患者はその説明を鵜呑みにしてしまってもおかしくない。

しかしアマルガムが危険だというのはデマだ。アマルガムに含まれる水銀は無機水銀だからである。有機水銀が危険であることは間違いないが、アマルガムに含まれる無機水銀は身体に影響を及ぼす物ではない。▼▼

のもとデンタルクリニックではこのようなガスマスク姿でアマルガム除去作業を行なうのだが、こんなんされたら、「うわ、一刻も早くアマルガム取ってもらわないと」となってしまうだろう。だって「水銀から有毒ガスが発生して危険」って言われちゃってるし。。▼▼

(画像引用:のもとデンタルクリニック

ま、このような「アマルガムは危険」という不安煽り歯科ビジネスに乗せられる必要は無い、ということを説明してくれている下記リンク先参照をオススメしたい。▼▼

アマルガムを危険だと不安を煽る歯科医が、高額な施術料を請求した上で除去する必要の無いアマルガムの詰め物を除去させる。そして値段の張る別の詰め物に詰め替えさせたり、または高額なインプラント治療に誘導するというウマいビジネスである。
もし、アマルガム危険デマに騙されてしまったら保険適用外の自由診療での高額な施術が待ち受けているかも知れない。。(これはこれで悪いものではないが) ▼▼

■ 総入れ歯もメタルフリーに
保険適用内で作成可能な総入れ歯は基本的に金属を使用していませんので、金属アレルギーの方でもご利用いただけるかと思います。
しかし、保険内で定められた材料しか使用することができないため、使い心地や耐久性は必要最低限のものになってしまいます。よりクオリティを求める場合は、保険適用外にはなりますがジルコニア床の入れ歯を検討されるとよいでしょう。

(出典:のもとデンタルクリニック

【類似陰謀論者】
吉信秀樹


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