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【斎藤一人】銀座まるかんスピリチュアリスト

斎藤一人 (さいとうひとり)

(銀座まるかん)東京都
陰謀度 5 ★★★★★

https://www.ginzamarukan.jp/

【陰謀要素】
・スピリチュアル ・○○運 ・○○の法則 ・言霊 ・天国言葉
・医療デマ ・健康デマ ・食品デマ

【マネタイズ】
・まるかん商品販売 ・書籍 ・講演会

【関連陰謀論者】
・下谷隆志 ・柴村恵美子 ・菊地未夏 ・舛岡はなゑ ・宮本真由美
・高津りえ ・高津りえ ・みっちゃん先生 ・鈴木達矢

【メモ】
◆1948年8月3日生まれ
◆東京都 江戸川区小岩 出身
◆江戸川区立 松江第二中学校卒
◆日本指圧学校


■ スピリチュアルまるかん戦略

銀座まるかん創設者・斎藤一人の簡単な経歴。▼▼

1970年頃から漢方茶の販売を開始し、後に漢方をベースとした化粧品や健康食品の開発に着手。銀座日本漢方研究所(2002年1月に「銀座まるかん」に改名)を創業。

(出典:wikipedia 斎藤一人

この名前に聞き馴染みが無くとも『スリムドカン』という商品名を覚えている年配の人は多いだろう。そのスリムドカンの大ヒットにより富を築いたのが斎藤一人である。

『スリムドカン』ダイエット食品としてヒット

斎藤一人は「ツイてる!」という口癖でポジティブに振る舞い、スピリチュアルな演説で聴衆の心を鷲掴みにしてまるかん信者を製造し、まるかんフランチャイズ店オーナーやまるかん商品ファンにさせることでカネを稼ぐという、スピリチュアルと商品販売ビジネスを合体させた日本におけるパイオニア的存在である。

まるかん信者は往々にして食品に関する知識が無ければ、栄養学や生理学といった身体や健康に関する知識も無いため、漢方や健康を謳った食品を異常なまでにありがたがり、それを販売・購入することが絶対的な善であるかのように錯覚しているという特徴が見てとれる。
まるかん商品を販売する信者は売上が立たなくても不安を口にすることはスピリチュアル的に悪とされているため、ウソでもポジティブに振る舞ってまるかん商品の販売に励む。「ツイてる!ツイてる!」

まるかん信者
斎藤一人信者は人は好いのだがスピってる人が多いため、もし付き合うなら一定の距離を保ちたいと思わせる人がほとんどだ。
こんな人とか、あんな人とか、こんな人とか、あんな人とか。。▼▼

▲▲ これなんて、動画内で薬機法について前置きはしているものの、「病気を治したいときにコレを飲む」という話しの内容で、「病気の原因は腸にあることが多いから、腸をキレイにするためにまるかん商品の青汁やスリムドカンを飲む」とか言ってて、「あ、この人の話し聞かない方がいいわ」と秒で思わせてくれる。。

この人たちは斎藤一人やまるかん信者の中でもトップ中のトップでアレな人たちではあるものの、こんな人たちが販売する商品をありがたがって買おうとする神経が私には理解できない。


■ 医療・健康デマ

まあ、スピリチュアル手法を用いたフランチャイズや商品販売なんて好きにすれば良い。テキトーな商品情報で売り込むにしろ、買いたい人がいるから商売が成り立つということは一定の需要があるのだろう。自由だ。
しかし斎藤一人に関しては、「ただのスピリチュアルだから放っとけ」とは行かない。なぜなら斎藤一人の医療や健康に関する話しにはデマが混ざっているからだ。

例えば、下記動画はまあヒドい。
「夫婦喧嘩をしていて口汚い環境にいる子供は毒に充満された空間でアトピーや喘息になりやすい」だの、
「人生頑張り過ぎるとがんになる。頑固過ぎるとがんになる」だの、
「心配し過ぎると肺がんになる」だの、
「一日三食は健康に悪い。ライオンはそんなことしない」だの、
病気の原因をテキトーこいた説明で語っている。▼▼

▲▲ これらは斎藤の語るデマのほんの一部であり、斎藤は他にもデマを交えた話しで信者を獲得している。リテラシーの欠如したお人好しのスピさんを囲い込むことが、こういうビジネスに悪質さを感じさせる。

さておき、斎藤一人によるがんに関するデマは本当に悪質だ。
標準医療と真剣に向き合っている医療現場の医者からすれば、斎藤一人のこれらのデマは怒りの対象となるか鼻で笑われるようなものでしかない。
下記書籍は刀根健というがんサバイバーによるものだが、本の帯で斎藤一人が賞賛の紹介をしている。▼▼

2019年刊行

▲▲ この書籍の内容は、マトモながん治療をせず悪化したのち標準医療でがんから生還した、というエピソードである。
「奇跡」というワードを売り文句にしているが、ことさら「奇跡」などと言って美談にするべきような作品でもない。感動作品でもないが、こんなものに感動する人もいるのだろう。
☆1どころか☆マイナスを付けてやりたくなるような書籍だ。なにが「いい本」なんだ??

そんなスピリチュアル要素やデマを交えた教祖的な存在によるフランチャイズや商品展開でもってビジネスを行なうということは、一般的な良識を持つ人たちからすれば気味が悪いものだ。触らぬ神に祟りなし。「ツイてる!ツイてる!」

下記動画でも、「昔の人の腸内には悪玉菌が存在しなかった」という「ネタなのか!?」と笑わせる内容が、斎藤一人によって語られている。誰が昔の人の腸内細菌叢を検査したんだ? ▼▼

▲▲ こんな馬鹿げた話しを信じる奴おるんか?と思ったが、コメント欄がサクラでないのなら実在するのだろう。。


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