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Account Engagement : ソースキャンペーンについてのTIPS

Account Engagement  プロスペクト画面の上部に鎮座する”ソースキャンペーン”。今回はこちらの仕組みをお伝えしたいと思います。



1.ソースキャンペーンとは何か?

ソースキャンペーンとは”貴社のAccount Engagement とお客様が初めて繋がった場所(キャンペーン)が表示される”項目です。

例えば貴社がAccount Engagementで作成したフォームのURLをQRコード化して展示会に持っていったとします。
展示会で初めて貴社をを知ったAさんがサービスに魅力を感じQRコードからフォームにアクセス→送信をしたとします。
この時、Aさんと貴社のAccount Engagement の最初の接点はAさんがアクセスしたAccount EngagementフォームですのでAさんのソースキャンペーンはAccount Engagement のフォームに設定されたキャンペーンとなります。

Aさんが通過したフォームがこちらのフォームであればソースキャンペーンは”2024年2月16日IT展示会”

では同様に展示会にてスマホでQRコードを読み込んだBさんがいたとしましょう。しかしBさんは元々貴社を知っていてAccount Engagement のトラッキングタグが埋め込まれている貴社サイトも過去にスマホからアクセスしたことがありました。
この場合はBさんと貴社のAccount Engagement の最初の接点はフォームではなく、貴社サイトに埋め込まれているトラッキングタグを発行したキャンペーンということになります。

●トラッカードメイン画面

Bさんのソースキャンペーンは”【削除禁止】nazolini.com"キャンペーン

では同様に展示会に訪れフォームを送信したCさんがいたとしましょう。実はCさんは過去貴社の営業担当者と名刺交換をしたことがあり、Salesforceに既にリードとして登録されている方でした。貴社ではSalesforce で新規作成されたリードや取引先責任者をAccount Engagement に自動同期する設定をしており、Cさんは既にプロスペクトとしても登録がされている状態です。
この場合、Cさんと貴社のAccount Engagement の最初の接点はSalesforceから自動同期を行うためにコネクタに設定されているキャンペーンとなります。

●コネクタ画面

ソースキャンペーンは意外とややこしい作りとなっています…💦

2.”ソースキャンペーン”は一つの参考程度に考えて良い

お客様がどこで最初にAccount Engagement に接触したかが表示されるのが”ソースキャンペーン”とお伝えしましたが、記載した通り、Salesforceからの同期の際に自動反映してしまうのも”ソースキャンペーン”の特徴。
さらに、ソースキャンペーンは一度反映されると手動もしくはオートメーションルールで変更をかけないと変更できない、といった特性があります。
以上から考えると表示されているソースキャンペーンが本当にAccount Engagementとの最初の接点と判断して良いか、と考えると難しいですよね…

時折、ソースキャンペーンを元にメールを送るべきか?とかソースキャンペーンを分かる範囲で然るべきキャンペーンに変更するようなオートメーションルールを作成し調整するべきか?等のご相談をいただくことがありますが、個人的なお勧めとしては”ソースキャンペーン”を使って何かする、というよりも一つ一つの施策を実行する際に(メールを送る・フォームを作る等)施策用のキャンペーンを作成いただくお客様の反応如何でキャンペーンメンバーの状況を変えたり、リストに入れたりしていただく→この結果を元に更に施策を展開していく方が効率が良い、と思っています。

沢山のご担当者様がソースキャンペーンで悩まれてしまいがちですが、あくまでソースキャンペーンはAccount Engagement の初回接点の一つの参考程度に考えていただければそれで大丈夫ですので、あまり思いつめないでくださいね☺


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