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REAL VOICE #12「ペーパーレス化の取組み」

皆さんこんにちは!
「REAL VOICE」第12回目は、増川さんと田畑さんのお二人にインタビューしました!今回は「ペーパーレス化の取組み」です。
新型コロナの影響もあり、中小企業にもDXの動きがどんどん活発になってきています。ひと昔前までは、会計事務所の業務や企業の経理業務といえば、紙の資料や押印がたくさんというイメージでしたが、ここ数年で、ペーパーレス化が大きく進んでいるようにも感じでいます。
今回はお二人に、当事務所のペーパーレス化の取組について、インタビューしてみました!

1.会計事務所のペーパーレス化の現状

(井上)会計事務所といえば、一昔前までは紙の資料ばかり、というイメージが強かったですが、ここ数年でペーパーレス化がどんどん進んできていると思います。当事務所で日々の仕事を行う上で、ぺーパーレスはどのくらい進んでいると思いますか?

(田畑)私はフルリモートという形で業務を実施させていただいており、紙は全く使っていないですね。会計事務所といえば、少し前までは紙の資料が基本で、締め切り間際になって段ボール箱がどさっと届くというイメージでした笑 そういう意味で、ペーパーレスの取組はとても進んでいると思います。

(井上)リモートワークで、一切紙を使っていなかったんですね!それはびっくりです。資料をプリントアウトしたりもしないんですね?

(田畑)はい、自宅ではモニターを2台使っていることもあり、プリントアウトしなくても問題なく業務ができています。業務に必要な資料はすべてデータでいただく形になっています。

(井上)まさか、ペーパゼロが実現されているとは思いませんでした。ちょっとハードルが高くなってしまいましたが、増川さんはいかがですか?

(増川)私は、さすがにペーパーゼロはないですが、ほぼペーパーレスを実現できていると思います。例えば帳簿入力をする際も、必要な資料はデータで入手することが中心となっていまして、紙でコピーをいただくということは少ないです。

(井上)それは素晴らしいです。私が開業したての頃は、必要な資料はコピーで入手するということがとても多かったので、この10年くらいで大きく変わりましたね。

(増川)事務所に出社する形でも、リモートワークでも、同じように仕事ができる環境になってきていると思います。

2.ペーパーレス化のメリット、デメリット

(井上)それでは、これまでは紙だった資料をペーパーレスにすることで、どのようなメリット、デメリットがあるでしょうか?

(田畑)やっぱり、メリットの方がすごく大きいと思います。紙を印刷する必要がなくなればコストカットにもつながります。リモートワークも可能になりますし、また、外出中の方でも、資料をどこからでも見ることができるし、検索で探しやすい、というのもメリットですね。

(増川)私もメリットの方が大きいと思います。お客さんから、昔の話を聞かれたりすることも多いですが、過去の資料をすぐに見つけられたりできるのはデータ化しているからこそだと思います。

(井上)ありがとうございます。お二人ともお若いので、ITツールの導入にも抵抗はないですね。確かに、紙の資料だと必要な情報を探し出すのも一苦労です。コロナ禍では、リモートワークへの移行もスムーズにできましたので、ペーパーレス化、特にクラウド化に取り組んでおいてよかったな、と思いました。それでは、デメリットについては、いかがでしょう?

(増川)紙に比べるとチェックしづらかったり、複数の書類を見ながらどか、分厚い資料を見ながら、という時には作業がやりにくいと感じています。

(田畑)画面では少し文字が見づらかったり、チェックを入れにくいということはありますけど、今はいろんなアプリやソフトがあるので、対策はできています。

(井上)対応として、例えばどんな感じでしょうか?

(田畑)例えば、Microsoftのペイントという機能をつかうと、色分けしてチェックを入れたりすることができます。

(井上)あーなるほど、それは思いつきませんでした!便利な機能を使いこなすことで、ペーパーゼロを実現できているんですね!

3.マネーフォワードクラウド会計の活用

(井上)電子帳簿保存法の改正などで、中小企業でも、ペーパーレスが増えてきていると思います。当事務所で利用しているマネーフォワードクラウド会計では、ペーパーレス化に関してどんなツールがあるでしょうか?

(増川)マネーフォワードクラウドシリーズにはいろんな機能があり、それぞれペーパーレスにとても役立っていると思います。例えば、「クラウド経費」を使うと、立替経費の領収書をスマホで撮影してアップロードすることで、承認手続きに回すことができます。

(井上)確かに、うちの事務所でも取り入れていますが、とても便利ですよね。

(増川)あとは、「クラウド請求書」で、作成した請求書をそのまま電子メールで送信する機能もありますが、これも使いやすいです。

(田畑)「クラウド給与」で給与計算することで、給与明細も、紙で出力する必要がなくなりますね。従業員の皆さんがスマートフォンで給与明細を確認するというのが主流になっていると思います。

(井上)そうですね、ちょっと考えただけでも色々、ペーパーレスの具体例が出てきますね。電子帳簿保存法の改正もありましたし、これからもどんどんペーパーレス、そして業務の効率化を進めていきたいですね。

(井上)やはり、私よりもお二人の方が最新のツールを使いこなしているんだな、ということを改めて実感しました。これからもどんどん新しいものにチャレンジしていきましょう!今日はありがとうございました。

(二人)ありがとうございました!



最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の更新もお楽しみに!

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