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インド美食倶楽部が書く日本のレストラン#1 赤坂みすじ(東京都)

written by Iyoda
「日本に一時帰国した際はどこの店にいく?」という質問を受けることもあるため「インド在住者が日本へ一時帰国した際にどこの店に行けばよいか?」シリーズ始めます。(先日日本へ一時帰国した際に、いつもの癖で店に入ったら写真を撮り、いつもの癖で文章を書いているのがこれを書いてる9割の理由ですが。。。)

日本に一時帰国となると抑えておきたい食べ物は寿司、刺し身、ラーメン、焼き肉。今回は有名焼肉店「よろにく」の赤坂店「みすじ」をご紹介。ちなみによろにくは恵比寿店、末広町店と合わせて計4店舗。表参道店、恵比寿店は1週間前に予約しましたが満席、赤坂店は「17時30分~19時まででしたらOK」という状況でしたため今回ここに訪問。以前はもう少し予約取りやすかったのですが肉食ブームで更に人気か!?

渾身のコース(8,000円)を注文。値段は張りますが一時帰国で食べれるものも限られますし自分へのご褒美ということで!まずはキムチやナムルの盛り合わせ。そして、一瞬炙ったユッケとロース。生ではありませんw!ちなみに厚生労働省が食品衛生法に基づいて禁止したのは牛レバーのみ。ユッケは条件付きでOKなのです。

ネギタン、塩赤身、ハラミ。この店はスタッフが肉を焼いてくれます。今回担当してくれたのは仮面ライダーシリーズに出てきそうなイケメン俳優風の方。(よくよくスタッフみたら美男美女ばかり。。。)

並じゃないロース、並じゃないミスジ。もぐもぐ、うむ脂が乗ってて確かに並じゃない。

休憩のお吸い物。この間に網チェンジです。こういう時間の使い方まで気が回っていて素敵です。そしてここからが本番。希少部位であるツチノコとシルクロース!ツチノコはよろにく系列のオリジナルメニュー。牛の腰から取れる赤身の希少部位であり、あまりにも珍しいためこの名前が着いた。生だと赤の色合いが強く焼いたら固くなるのかと思ったら歯ごたえを感じさせない。噛んだと思ったら噛めない歯がゆさ。捕まえられないもどかしさ。ようやく捕まえたと思ったら溶けてる儚さ。ツチノコという名前は希少部位という理由だけでなく、歯ごたえを感じさせなく想像するしかないためか、、、なるほど、ツチノコとは幻の生き物である。シルクロースは松阪牛の肩ロース。たっぷりタレを付けてご飯に巻いて食べる。柔らかい肉、濃厚なタレ、ふくよかな米、全てが満点、いや120点!

続いて特選部位。特選ロースと焼きすき。厚さはありつつも脂が比較的多いため何度も噛む必要がない。

締めの阿波の手延べ素麺。ダシが麺に染み込んでて美味しい!

そして最後のデザートはゴマアイスにきな粉。きな粉のザラザラ感とゴマアイスのマッタリ感がなんとも言えません。口の中もスッキリ!

料理の質、コースの順番、サービス、もう最高です。「日本でどの焼き肉店が好き?」って聞かれると、「結局よろにくに戻る」が私の答えです。皆様も一時帰国の際は是非!

みすじ
日本、〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目3−16−3 伊勢幸ビル
https://goo.gl/maps/NfnqPeP9ADwdKDcy7

https://twitter.com/indiabishoku