見出し画像

寝食を忘れる趣味も情熱もなくて良い

燃えるような恋をしたことがない。薄っすらと好きなことはあるが魂が震えるような感覚を経験したこともない。
1年ほど前に酒をやめてから、その傾向が更に強まった様に感じている。酔っ払って眠り込むことがなくなったので、本を読む時間や物事を深く考える時間が増え、人生の質というか「濃さ」のようなものは高まっていると感じるが、昔から、それこそ子供の頃から自他ともに認める「感情がない」「愛情がない」「ロボットのようだ」という感覚が増す一方だった。
先日、とあるきっかけで岡田斗司夫さんの「人生の法則 "欲求の4タイプ
"で分かるあなたと他人」という書籍を読んだ。
そこには僕そのもの-僕がずっと「嫌な自分自身」だと思っていた姿-が説明されていたのである。


興味がない話は徹底的に「どうでもいい」という表情をして
自分の好きになった話になった瞬間に熱く語る
(でも)肝心な熱さというか熱量がない
法則型(僕はこのジャンルに分類されるらしい)は常に低温
ハングリー精神はない
「燃えるような恋ができないんだろうか」と悩む

岡田斗司夫「人生の法則 "欲求の4タイプ"で分かるあなたと他人」

僕自身である。そしてトドメを刺して頂いた。

答えましょう。一生、熱くなることはありません。安心して諦めてください。でも大丈夫、そんな「熱さ」なんか、なしでも生きていけますよ。なぜなら人類の4分の1は法則型だから。世界人口69億の4分の1、17億人以上の人たちには燃えるような恋もなければ、一生自分が打ち込めることもないままです。

岡田斗司夫「人生の法則 "欲求の4タイプ"で分かるあなたと他人」

岡田斗司夫さん、長年の悩みを一瞬でぶち壊して頂きありがとうございました。僕はこれからもロボットのような冷めた目をして生きていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?