新たな繋がり|国津・磐長姫と富士/伊豆周辺の信仰
伊豆の聖地を訪れてからというもの、磐長姫さんと強くご縁が結ばれたように感じています。
大室山の浅間神社から始まって、雲見の浅間神社へと。
戻ってきてからいろいろ調べてみると、記紀に描かれている磐長姫は、どうも良い人物として描かれていません。瀬織津姫と同様のものを感じましたw。
宮下文書を基に日本の神様の関係性を紐解こうとしているブロガーさんの記事に、このようなことが書かれてありました。
伊豆山に祀られている伊豆大神は、実のところ磐長姫である。
磐長姫は、伊豆・日金山に埋葬されている。
となると、今回の伊豆聖地巡礼で、私が訪れた主な聖地《大室山・伊豆山・雲見》は全て磐長姫が祀られていたことになるわけです。
ちなみに、伊豆山神社では「伊豆大神」について多くは語られていませんでした。日金山(ひがねやま)は、伊豆山のすぐ隣。というか、繋がっているお山になります。
新たな機会を設けて詳細書きますが、私からすると伊豆山は完全に修験のお山ですね。時代の変化と共に、何度も塗り替えられたような印象は感じましたが。
しかし、呼称は「大神」。荒魂・奇魂までお祀りされているのに、摂社・末社。本殿に祀られていないというのは、どうも怪しい…。他にも、伊豆山には気になるポイントがありましたね。
それにしても、伊豆・富士周辺は、想像していたより複雑です。
宮下文書によれば神武天皇以前に古代王朝があったとされていますし、修験・八幡信仰・三嶋信仰がミックスされていて独特です。
霊峰富士・火山群・大きな黒潮の流れ・飛び出た半島・伊豆諸島など、地形から新たに見えてくるものもまだまだありそうな予感。
瀬織津姫を追っかけたら、役行者さんと出逢って、役行者さんを追いかけたら、今度は磐長姫さんに巡り会う…。何か意味があるのでしょう。
役行者さん(九頭龍信仰)と瀬織津姫と磐長姫との関係性が非常に気になります。そうなると、必然的に木花咲耶姫のことも調べることになるだろうなぁ。
ずっと人神・役行者さんが私の巡礼の先導役になってくれてる気がします。さすが賀茂氏・八咫烏✨これからも私を導いてくださいませませ♪
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