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『私が歌い続ける理由(わけ)』完全版完成

 当初の予定より、ずいぶんお待たせしてしまいました。
 お待ちいただいたお客様、本当にありがとうございます。あと少しでお手元にお届けいたします。
 気を抜くことなく、お手元に届くまで作業を進めてまいります。2月16日17:30に配信いたしましたメールにて、詳細をご覧いただけましたら幸いです。


あえて、ペーパーバックの良さ

 今回のトラブルに関しては、約4ヶ月かけたAmazonとのラリーの末に、想定を超えた原因が判明し、最終的に完全版の完成に至りました。
 はじめは、私の初歩的なミスが原因だと思われたため、早期に修正作業を終了できると考えておりました。本当の理由が分かるまで、今回のような時間がかかってしまったのは、初動で私が「何をミスしていたのか」が確定できないでいたからです。
 本当に申し訳ないことでした。
 
 何度お詫びを繰り返したとしても、確実な状況をお伝えし、いつ、完全版をお届けできるのかが確定しない限り、お客様にご不安を与えてしまうことになる、というのが最も心苦しい点でした。最終的な原因が何であったのか、判明するまでに時間がかかってしまったことが今回の最大の反省点です。
 それは、Amazon特有のコミュニケーション方式に乗っ取った結果でした。次回からはそれをうんと短縮するためのコツを、今回は学ぶこととなりました。
 (その詳細をここでご披露することはいたしませんが、同業の仲間たちと、貴重なケーススタディとして共有しようと思っています)

 ここで、今からAmazonで電子書籍をペーパーバックで販売しようと考えている方に少しだけお伝えしたいことがあります。
 同じ時期に、やはりAmazonの電子書籍でペーパーバックの販売のための手続きを進めていた仲間たちも、様々なトラブルに見舞われておりました。
 普通に電子デバイス用の電子書籍出版のみであれば、全く問題が起こらなかった書籍ばかりです。
 簡単にいうと、電子デバイス用に仕上げるデータと、紙に印刷するために準備するデータの方式が違うためにこのようなことが起こっています。これから電子書籍のペーパーバックの出版に挑戦される方、データの差し戻しを何度食らったとしても、解決方法は必ずありますから、どうぞくじけないでください。

 それでも私は、ペーパーバック(注文ごとに紙に印刷されるサービス)は素晴らしい技術だと思っています。
 本を出す。自分で文章を書いて出版する。その実感の深さは、紙に印刷された書籍が手のひらに乗るのとそうでないのとで雲泥の差があるからです。そして、お客様にも「紙に印刷されている」という安心感をお持ちいただけることは、大切にしたい点だと考えています。

 実際に、今回の著者村山氏のお客様も、電子デバイス用の電子書籍より、ペーパーバックでのお買い上げの方が圧倒的に多い状態となっています。
 (そんな中でこのようなトラブルを起こしてしまったので、こうして完全版完成のお知らせができるまで、申し訳のない気持ちでいっぱいでした)
 今後も、今回のことを教訓にした上で、ペーパーバックの出版を大切に進めていこうと考えています。

完全版に反映されている写真

 この度のトラブルで、紙面に反映されていないままになっていた写真が3枚ございました。完全版ではもちろんこの写真が掲載できております。
 どの写真も著者 村山氏が大切に選ばれたものばかりです。
 この度の書籍に掲載された写真を改めて見ていると、村山氏自身がよく口にしている「僕は人に恵まれている」という言葉を強く感じました。

 書籍に掲載している写真の多くは著者ご自身の姿を写されたものが多いのです。つまり、それだけ「彼を観ている人」がいたという事につながると思います。そういった方々の支えあってのステージの数々だし、この度の出版でもあったと思われます。
 そんなみなさんに、このトラブルではご心配とご迷惑をおかけしてしまいました。本当に申し訳ありませんでした。

 文章も写真もデータが揃っているのだから、なんとしても村山氏が思い描いている形にして、お届けしたいと考えておりました。そうでなければ、渾身の執筆にあたっていただいた村山氏に申しわけが立たないです。
 こんなに時間がかかってしまって、さらに申し訳なさでいっぱいです。

 今は、交換のご希望をいただいているお客様用の交換分の書籍の到着を待っている状態です。
 もし、お手元にこちらの書籍の写真の抜けているペーパーバックをお持ちの方は、無償で交換させていただきますので、こちらへご連絡ください。
 件名に「村山本の完全版希望」と記入していただけましたら、スムーズにご対応させていただきます。
ayanamibooks@gmail.com (@を半角に入れ直してからご利用ください)

 これからご購入いただくお客様、大変お待たせいたしました。
 こちらのページからご案内いたしておりますので、どうぞご利用ください。

 この記事のトップに使用した画像は、村山氏と私が共に学んだ学舎の教室風景です。本書に登場する高松第一高等学校 音楽科の教室です。
 こうしてみると、かなり昭和の風情ですね…私たちが高校生活を送っていたのは、平成3年から平成6年でしたので、それと意識していなくても昭和っぽさがそこここに残されている時代だったのだろうと思います。
 今は、耐震基準を満たすために新校舎が建てられ、うんときれいな教室になっているようです。懐かしい風景は思い出の中のものとなりました。

よろしければ、サポートをお願いいたします。いただいたサポートは藍農園維持と良質な藍顔料精製作業に活用させていただきます。