私に夢を与えてくれた君たちへ

2年前まで私はカメラマンになろうという夢を持つこともなく、つまらない大学生活を送っていた。
初心者が持つにしては良い一眼レフを持っていたが旅のお供に持って行く程度だったし、当時は本当に仲の良い人だけを写真に収めてばかりいた。

君たちに会ったきっかけは旅だったね。ゲストハウス内の交流スペース。
なぜか分からないけど、このままその場限りの出会いで済ますと一生後悔すると思ったんだ。

今思うと、割と住んでる世界が違うと思われる人たちに話しかけた自分が凄いと思う。笑
でも、それくらい強い何かを感じたんだ。

旅が終わって何回か会う機会ができ、そのうちの1人と写真を撮りに行くことになった。
そこで撮った写真をとても嬉しそうに喜んでくれて、トプ画にしてくれた。あれが色んな人を沢山撮ってみたいと思った動機の一つかもしれない。
私が撮った写真で喜んでくれるのがこんなにも素敵なことだって気づかせてくれてありがとう。彼女は感情表現がとても上手い。話すのも上手いし、会う度に凄いなと思う。

この後、2人と一緒にいて苦しくなるときがあった。2人にはなりたいもの、やりたいことがしっかりあって同い年なのにこんなにも考えている内容の深さに違いがあるのか、と衝撃を受けた。2人がお互いの夢を語ってるのをただぼーっと聞いているだけで、私にはやりたいこととか目指すべきものを何も持っていないことに気づいた。
カメラは好きだったけど、何でマニュアルで撮るのか、編集の必要性すら説明できない状態だった。
「カメラを製造する側になりたいの?それとも撮る側になりたいの?」
そう問われて何も答えられない自分が恥ずかしかった。

そこから私は何になりたいのか凄く真剣に考えるようになった。
その結果、2017年夏、見つかった目標が2つ。

1つ目、Lovegrapherになる
冒険心だけは強いため、Lovegraphアカデミーに参加してみて強い憧れを抱いた

2つ目、レンズの光学設計
その年の夏、某カメラメーカーのインターンに受かり、軽く設計の経験をさせていただいて、やってみたいと思った

彼の一言がきっかけでここまで大きな目標が出来るなんて思ってもいなかった。ありがとう。

私が2人に出会えた大きな意味を感じた理由の一つである。

2つ目はまだ夢を追っている段階だが、叶えてみたいと思っている。

22年間のうちでかなり衝撃の大きい2人との出会いに感謝しています。ありがとう。
この時期の雨の匂いを嗅ぐと、2人と沢山遊んでいたことを思い出すよ。私は2年前に戻れたとしても同じ選択をしていたと思います。
お互いに忙しくて会えてないけど、元気かな?
また3人で遊びたいな。
今度会うときに伝えられたらいいな、ありがとう。

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