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「Stay hungry, Stay foolish」(貪欲であれ、愚か者であれ) 名言画像259

スティーブ・ジョブズ
アップル社の元CEO 

同じ時代に生きてきて思うこと
それは「時代のヒーロー」を
リアルタイムで体験できた幸せ

自分がつくった会社『アップル』をクビになり
やがて不振にあえぐアップルに返り咲き、見事、会社を再建!

素晴らしいのは
しあわせの日々も苦悩の日々も
ジョブズは自分を信じて生きてきた
ということ

そのことを知る逸話として興味深いのは

2005年6月に行われた
米国スタンフォード大学の卒業式でのスピーチ

このスピーチ、あまりにも有名になったので
すでに知っている人が多いと思いますが

彼が亡くなる前に、
「あのスピーチに足したいことはないか?」
問われたジョブズは、

もっと大きな声で伝えたかったと、あのスピーチは当時の彼が
考え抜ぬいた末に完成されたもの、過不足もない内容だったのだろう

スティーブ・ジョブズ

今日は昨日までの3回に渡りお話した
人生で得た三つのストーリー
を締める言葉をご紹介します

私の若い頃
「全地球カタログ」
という素晴らしい本がありました

私の世代のバイブルです

スチュワート・ブランドという人によって
この近くのメンロパークにて制作されました

彼の詩的なタッチが紙面に命を吹き込んでいました
1960年代後半のことでパソコンもない時代です

全てがタイプライターやハサミ、ポラロイドなどで作られていました
Googleが生まれる35年も前の文庫版Googleといったものです

理想主義的で
素晴らしいツールや
偉大な信念に溢れていました

スチュワートのチームはいくつかの刊行を重ねた後
一通りのネタが出尽くしたところで最終巻を出しました

1970年代中盤のことで私は君たちの年齢でした。
最終巻の裏表紙には早朝の田舎道の写真がありました。

冒険好きならヒッチハイクなどで目にするような光景です。
その下にはこんな言葉がありました。
「Stay hungry, stay foolish」
(貪欲であれ、愚か者であれ)

それが彼らの別れの言葉でした。
「Stay hungry, Stay foolish」

私も常々そうありたいと思っています。
そして今
新たな人生を踏み出す君たちにも
そう願っています
「Stay hungry, Stay foolish」
(貪欲であれ、愚か者であれ)

ご清聴、ありがとう

Appleをガレージで創業し
一度はクビになるも
一代で巨大企業に育てた男

スティーブ・ジョブズが
これから社会に旅立とうとしている学生たちに
スピーチの最後に伝えた言葉

「Stay hungry, Stay foolish」
(貪欲であれ、愚か者であれ)

人生の酸いも甘いも
すべてを体験した者だけが
語れる言葉かもしれない

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