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初心者はまず輪郭に集中して描こう

目から入る情報には色々な種類がある。
その情報を分類すると観察はわかりやすくなる。

基本的な要素を挙げると
輪郭、色彩、明暗、距離、角度、形、質感、動き、などがある。

自分がこの中のどの要素を見て描いているのか認識できていれば
絵を描く時にあまり苦労することはないはずだ。

これが全くわからないようだと描くのは大変だ。
調味料の種類がわからずに料理をしているようなもの。
砂糖と塩の区別もつかなかったら美味しくつくれるはずがない。

わからない人はまず輪廓だけに着目して描いてみよう。
一度に色々な要素を描こうとすることで話はややこしくなる。

背伸びをしないでまずはシンプルな要素だけで描いてみる。
立体感が出なくても構わない。
光と影のグラデーションは後から学べばいい。

あれもこれもと欲張ってマルチタスクで描こうとするから
絵を描くのはややこしくなるのだ。
つまりデッサンは、全くの初心者がいきなりやるものじゃない。
まずは輪郭だけでクロッキーをたくさんすればいい。

輪郭が見れるようになって、ちょっと描くのに慣れてきたところで
明暗を学んだ方が負担が少ないのだ。

絵を描くのは難しい。だからこそ負担を少なくして一つづつ課題をクリアしていくのだ。


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