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午後の紅茶とnoteがコラボした「#紅茶のある風景 投稿コンテスト」の審査結果を発表します!

11月1日、紅茶の日にちなみ、「午後の紅茶」とnoteがコラボして、#紅茶のある風景 についての投稿コンテストを開催しました。期間中に、712作品をご応募いただきました。たくさんの素晴らしい作品を投稿いただき、ありがとうございました。noteでの応募作品一覧は、こちらをご覧ください。

審査員による選考の結果、下記のように受賞作品が決定いたしました。

【グランプリ】

『ミルクティのあるふうけい』 #紅茶のある風景 /よるのねこ(エッセイ漫画)

【準グランプリ】

イギリス紅茶実習/綿生しあの

【審査員特別賞(有賀薫)】

紅茶のお話 「正山小種とラプサンスーチョン」/mokosamurai / もこ侍

【審査員特別賞(大西進)】

N氏は私が紅茶好きと知らない/都竹玲子

【審査員特別賞(とみこ)】

11/21の日記 (紅茶) /大旅 そば

【審査員特別賞(加藤貞顕)】

ハイカラおばあちゃんと紅茶/ひらいみか

【審査員特別賞(キリン 午後の紅茶 ブランドチーム)】

おもてなしの"strong tea"/ポチ

【入選】

フツメンが婚活パーティーで、人気者になれちゃうテク / 瀧波 和賀
#紅茶のある風景 / marshmaroll
氷砂糖と紅茶 / ぎいぬ
【マンガ】ハミ出る思い 第20話「紅茶のある風景」 / 仲曽良ハミ
*思い出と今を繋ぐ紅茶~8歳から始まった紅茶人生~* / ちなこ*(稚菜)
甘くて苦くて、もっと甘い【紅茶のある風景】 / こっこ
冬アイスには紅茶! / ナミ
今日も来てくれてありがとう、の気持ちを込めて / 早瀬由芙@日本デザインストア
ゴールデン・ドロップを知っているかい?最高の紅茶を淹れる五大原則 / ヤマシタ マサトシ(OFFRECO)
紅茶ボードゲームのルールを考えてみた #紅茶のある風景  / ミヤザキユウ

【各審査員からの総評】

作者本人が紅茶ワールドにぐっと入り込んでいると感じた作品に点数をつけました。グランプリ受賞作品は絵柄も色合いもお話もほっこり甘く、作品そのものが、あったかいミルクティーのようでした。
多くの投稿で紅茶の勉強をさせてもらいましたので、有賀賞はうんちく系コラムから。ラプサンスーチョンは以前飲んで、あんまりおいしくない紅茶だなーぐらいに思っていたんです。受賞作品は紅茶のルーツをライトにひも解いたものですが、中国からヨーロッパへ渡るうちに産地偽装事件発生か…?!みたいな話の展開が面白かったし、ラプサンスーチョンがすごくミステリアスなお茶に見えます。これを読んで、ぜひもう一度飲んでみたくなりました。(有賀薫)

茶葉の販売や紅茶のいれ方教室などを各地で開催しているテテリアの大西です。高校生の頃に紅茶を好きになって以来ずっとずっと好きでいつしか仕事になりました。簡潔な手順でいれた飲み心地の良い紅茶を楽しんでいます。個人的に、紅茶が歌詞に登場する歌謡曲の中での、紅茶の役割を推測したことがあります。ミルクティーは紅茶とミルク、2つ混ざり合うからか恋がうまくいき、ストレートティーは渋い、苦いなどからか失恋ソングに多用、冷めたストレートティーに至ってはだいたい冷え切った関係で悲しくてつらい風景です。
今回の作品には温かさとともに想い出がほどけてくるような作品が多く見られて私は心底ほっとしました。熱いお湯がそそがれるとゆっくりとその味や香りを浸み出させる紅茶には、閉じ込められた想いが開いたり、止まった時間が再開するようなイメージを持っています。審査員特別賞でえらんだ、都竹さんの作品からは紅茶でほっと一息つけた風景やふわりと昔を想い出す時間、餞別でもらったマグカップにいれた紅茶がふとした時に下がりがちな気持ちを温めているシーンに紅茶のある風景っていいなと感じました。(大西進)

「紅茶」というテーマでこんなにもいろんな作品が生まれるものなんだ…と、とてもワクワクしながら読み進めてしまいました!テキストやマンガなど、どの作品も紅茶ならではの心温まるような作品が多くて、読んだあと優しい気持ちになりました。レシピを紹介したものや、知識がぎゅっとつまっているものも多かったので、この冬はnoteを読みながら私も紅茶を楽しみたいです。
審査員賞で選ばせていただいた作品については、パートナーの紅茶への愛着を聞いているうちに、紅茶に対して愛着がわく…というストーリーがすごくほっこりして、家族の飾らない日常の中に愛を感じていいなと思いました。「紅茶のある風景」と聞いてまず浮かんだのは、コーヒーは「仕事のスイッチ」、対して紅茶は「休息」や「自分の時間」という対比だったのですが、コーヒー派からの目線が独特で面白かったです。「紅茶はお守りのようなもの」というフレーズも素敵でした!(とみこ)

今回のコンテストは、マンガ、イラスト、エッセイ、ノウハウなど、非常な多様な投稿をご応募いただきました。ありがとうございます。個人的には、家族にまつわる投稿が多かったのが、印象的です。
審査員賞で選ばせていただいた「ハイカラおばあちゃんと紅茶」は、映画のワンシーンのように、情景がありありと思い浮かぶ文章だと思いました。おしゃれではっきりした性格のおばあちゃんのキャラクターがよく表現されていて、そして、そのおばあちゃんが元気をなくしてしまいます。ちょっとドキドキしたのですが、その後、元気な様子を見せてくれる。読後感もとてもよくて、読者に幸福を投げかけてくれる作品だと思います。(加藤貞顕)

キリン 午後の紅茶は「紅茶をもっと気軽に、身近に楽しんでほしい」という想いから、日本初のペットボトル入り紅茶飲料として誕生し、今もより多くの人に紅茶の様々な楽しみ方を知っていただけるような提案をしています。
今回のコンテストでは、様々な形の「紅茶のある風景」が登場しましたが、例えば、審査員賞の「おもてなしの“strong tea”」に登場する濃い紅茶は「イギリス紳士」と「私」にとっては、それぞれ思い出深い飲みものです。実は普段紅茶を飲まない2人にとって、その思い出の濃い紅茶は、紅茶を身近なものにしてくれる存在です。2人にとっての濃い紅茶がそうであるように、キリン 午後の紅茶も、より多くの人と紅茶を身近な存在として結び付ける存在であってほしいと思い選びました。(キリン 午後の紅茶 ブランドチーム)

■午後の紅茶とは
今でこそペットボトル入りの紅茶は身近な存在ですが、実は1986年にデビューした「午後の紅茶」が日本初のペット入り紅茶でした。「日本にも紅茶の本場イギリスの習慣を根付かせたい」そんな思いを込めて、英国の習慣であるアフタヌーンティーに由来した「午後の紅茶」がネーミングとして採用されました。


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