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noteクリエイターファイル #8 写真家・アートディレクター ワタナベアニさん

noteで活躍するクリエイターを紹介する「noteクリエイターファイル」。

今回はnoteでファンコミュニティ「ANIZINE」を運営する、写真家・アートディレクターのワタナベアニさんをご紹介します。

ワタナベさんは、プロの写真家であるにも関わらず、クオリティの高い写真を無料で惜しみなく公開している。

「写真展をやると、山形や青森、九州などから、そのためだけに人が来てくれるようになったので、そういう人たちに日常的に写真を見てもらいたくて、ネットに写真を無料でアップするようになりました。
キングコング西野くんも言っていますが、無料で出していたものをマネタイズするほうが、実はファンの獲得数が多くなるからいいんじゃないかと思っているのも理由のひとつ。写真展で出すものと、ネットで毎日出している写真は違うものなので、こういう写真を撮る人だ、面白い、じゃあ写真展に行こうとなってくれればいいですね。」

▲君の話には、wikiと同じ誤字がある。(無料記事)


そして、noteの継続課金マガジンを使って運営しているファンコミュニティ「ANIZINE」では、盛り上げるためのイベントを数多く開催している。
「旅に行く人」という企画は、マガジン内で集まったお金で、メンバーに旅行に行ってもらうという企画だ。

「“課金”のハードルって高いんですよ。例えば、2000円払って小説を買うのは慣れているからできるんですけど、画像データに2000円払うというのは相当なハードルがあるんじゃないでしょうか。それが500円であろうとも、ちょっと無理してんじゃないのかなと心苦しさを感じてしまう。
だから『旅に行く人』は、自分でお金をもらわずに、コミュニティのメンバーの誰かのためにっていう、村で集めたお金を誰かのために使うような原始的なノリで始めました。Makikoさんという今回選ばれてイスタンブールへ行った人も、『みなさんのおかげで旅に行ってきます』ってコメントに書いてくれて。メンバーたちも納得するんじゃないかなと思っています。」

▲「旅に行く人ご報告」


他にも、メンバー全員の誕生日を登録してもらい、誕生日にその人の名前を入れた写真をアップするという嬉しいイベントも。

▲メンバーの誕生日には、それぞれオリジナル画像を作成し、投稿している


「例えば、僕がパリにいる時であれば、たまたまその日が誕生日の人はパリの写真なんですよ。リアルタイムで、ほとんどその日に撮った写真を使っています。みんな結構喜んでくれていて、こういう『ネットだからできる』『デジカメだからできる』『SNSだからできる』ことを、限界まで拡大したいです。」


■ワタナベアニプロフィール
写真家・アートディレクター。現在「ロバート・ツルッパゲとの対話」出版準備中。
note URL:https://note.mu/aniwatanabe


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