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ハム、ベーコン、ソーセージなどの加工肉は健康に対する諸悪の根源!

あなたは、朝食でハムエッグやカリカリのベーコン、ウィンナー
ソーセージなどを日常的に食べていますか?

カリカリに焼いたベーコン、肉汁ほとばしるソーセージ、旨味が
ぎゅっと詰まったサラミ、加工肉が身体に悪いとわかっていても、
すべてを食べないというのはちょっと耐えきれません。だって、
おいしいですもの。

可能であれば、比較的リスクが低いものだけでも食べ続けたいと
思うのが人情ではないでしょうか?

そこで、米紙「ニューヨーク・タイムズ」がそんなわがままな
要求を、専門家に聞いてみました。

ハーバード大学THチャン公衆衛生大学院の栄養学・疫学教授
および栄養学部の学部長を務めるフランク・フー博士は、
「加工肉を日常的に食べ続けると、大腸がん、2型糖尿病、
循環器疾患などのリスクがあり、健康に有害であるという、
極めて説得力のあるエビデンスがある」と言っています。

2015年、世界保健機関(WHO)は、加工肉が大腸がんを引き
起こすという「充分なエビデンス」を引用しつつ、「人に対して
発がん性がある」と発表しました。

たとえば、2021年に英国で実施された大規模な研究は、毎日の
食事に加工肉を25グラム追加するごとに、認知症のリスクが44%、
アルツハイマー病のリスクが52%増加すると結論づけています。

UCLA人間栄養学センターの医学部助教授を務めるビジャヤ・
スランプディ博士は、加工肉について懸念されるのは、体内の
炎症を増加させ得ることで、その原因の一部が腸内細菌の変化に
あると説明します。

完全なヴィーガンになれというのはむずかしいですが、
フレキシタリアンならどうでしょうか?

動物性の肉をなるべく少なくして、植物性の食事を基本にして
食生活とライフスタイル変えてみる。これならできそうではあり
ませんか?

そこで提案するのがまったく手前味噌になりますが、代替肉、
植物由来のプロテインミートを肉の代わりに摂取すること。

欧米では、今かなりの広がりを見せているフェイクミートの世界。
日本ではまだまだ遅れをとっています。フェイクミートという言葉は
嫌いですが、われわれは新規事業の柱に植物性由来のプロテイン
ミートの開発と製造販売を目論んでいます。

結局、日常的に習慣として毎日、加工肉を食べるのはリスクが
あります。もし赤身の肉、オーガニックやベジタリアン飼育の肉を
選べるなら、その余裕があるなら、そのほうが望ましいという
ところでしょう。

そう考えると、フレキシタリアンというのが、いちばん正解なの
かもしれません。

※フレキシタリアンとは、
基本的には植物性の食事を摂っていますが、ときには肉や魚も食べる
柔軟なベジタリアン的な食生活をしているの人たちのこと。


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