突然ですが、あなたはマダラヒタギという鳥をご存じで
しょうか？

人間のある種の行動にそっくりなこの鳥は、雀に似た
丸っこくポテっとしたかわいい小さな鳥です。

くれぐれも名前を間違わないようにしてください。
「マダラシタギ（まだら下着）」ではありません（汗！）。

Twitterをはじめ、SNS上で発信する事柄のうちでかなり数にのぼるのが
旦那の浮気に関する不幸の愚痴的な話ですが、世の男性諸氏が思わず、
手を叩いてしまうこの鳥の習性がまさしく、浮気性の習性なんです。

マダラヒタギは、一応おしどり夫婦のように一夫一婦制で
巣を構えます。人間で言えば、結婚を機にマイホームを買う
新婚夫婦とまったく同じ行動ですね。

その後、夫婦仲良く子づくりに励むのも人間と同じ。
ところが、メスが卵を産んで卵を温めるのに忙しくなると、
オスは浮気をしに行きます。この時点で奥さんが妊娠して
入院したから、浮気をする人間の男と完全に同じ状況が生まれます。

浮気がバレないために自分の巣穴から200～300ｍ離れたところで
情事を重ねます。この時点で人間でも最寄り駅から数駅離れた
ラブホテルで密会を重ねる行動がまったく同じです。

さらに、マダラヒタギのメスは正妻の座を死守したいと
思っています。
なぜなら、正妻の子どもたちにはせっせとオスが餌を運んでくるから。
正妻と愛人の子どもでは餌の量が確実に違うので、子どもの成長率に
確実に差が生まれてしまうのです。

このあたりもほんとうに人間とそっくりで身につまされる男性の方も
多いのではないでしょうか？

浮気がバレないために人間は、家から離れた場所で浮気をするのは
もちろん、適切なタイミングで指輪を外し、LINEに証拠を
残さないように慎重に運用し、もっともらしくクリスマスに
会えない理由をうまく言い訳します。

こういったカモフラージュも、マダラヒタキにそっくりなんです。

人間は・・・

「奥さんが妊娠している間に浮気をする男性」「既婚者であることを
上手に隠して浮気をする男性」「マイホームから適切な距離で浮気を
する男性」など、卑劣な男性陣に対して痛烈な一撃の一言として、
推奨するフレーズをご紹介します。

「あなたはまるで、マダラヒタキのオスみたいね」
さらに、追い打ちをかけて、

「あなたは、ホモ・サピエンスなんだから本能に抗えないの？
鳥じゃあるまし」

マダラヒタキの習性を知らないと相手は何のことか、キョトンで
しょうが・・・

そして、くれぐれも鳥の名前を間違わないように・・・

マダラシタギではなくてマダラヒタキですから（笑）。