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新居づくり③家具の組み立て

家具の注文と受け取りが終わり、いよいよ組み立てに入ります。注文したときはやってみたところで多分全然できないんだろうな(職人さん呼ぼう)って思ってたのですが、意外や意外、割とできました。ちなみに全部IKEAです。


【電動ドライバーは買っとけ】

必要な道具は家具によって微妙に変わりますが、ドライバー(プラスとマイナス)、キリ、トンカチあたりがあれば最低限大丈夫。水平器やメジャーもあるとよき。IKEAでも販売しているので家具と一緒に注文しちゃいましょう(ワシ、した人)。どうやら手締めオンリーでもできるっぽい。ですが電動ドライバー(Akkuschrauber)は買っとけヴィィィンで爆速終了します。ネジ締めは回数も多いし固めの素材のことも多いので買っといて損はないです。ちなみにAkkubohrschrauberにしておくと壁や戸棚に穴をあけるのにも使えるのでお勧めです。安いやつだと30ユーロくらいからネットで買えますし。初めてAkkubohrschrauber使いましたが、5本も締めれば慣れました。

【説明書をよーく読むべし】

初めて家具の組み立てをしましたが、IKEAの組み立て説明書はかなり親切だと思います。よく読みさえすれば。間違えやすいポイントでは吹き出しで向きや間違えやすい部品の注意が書かれているので、そこは要注意。それにどこかで間違えていると続きのステップでうまく行かなく仕様になっているっぽい。なんか違う、なんかうまくはまらない、というときはもう一度説明書をよく見て間違ってないか確認しましょう。
文章はなしで全部イラストだけでの説明なので、言語の心配はないです。まあその反面ちょっと意図がよくわからないってときもたまにありますが、どうにかなる範囲内です。

【組み立てる順番を考えよう】

大きなお部屋があるなら気にしなくていいのですが、我が家のようにあまり大きくない場合は組み立てる順番を考えないと部屋の中に作業スペースが取れないという事態になります。最初にベッドみたいな専有面積の大きいものを作ってしまうと、間取りによっては続きの作業がしにくくなってしまうかもしれません。この観点で言うとおススメは棚系です。こいつらは立つと専有床面積が小さいので。あとモノを置く場所ができるという利点もあります。あと机系も悪くないですね。上に物が置けるのはもちろん、足元のスペースは空くのでゴミとかまとめて置いておいてもいいし。

【難易度低いものから始めよう】

当たり前かもしれないけれど、初めてやる人は難易度低いものから始めたほうが無難です。2回目の配送を待ちながら1回目の配達で唯一部品が全部来てたデスクを組み立てたのですが、箱系から初めて慣れてから始めればよかったなと思いました(ちょっと建付けがきれいに行かなかった部分があって、これは箱系である程度経験値があれば避けれたのかもと)。
箱系というのは、キッチン用戸棚のMetodや衣装タンスなどになるPlastaとか。四角形を作るだけなので工程がイメージしやすいし、割とすぐに仕上がるので達成感も得られます。何より色んな家具でやる基本作業だけで出来上がる。最初の第一歩にはもってこいです。

Metodのキッチン戸棚たち。右から2つ目と一番左が基本形。そこに引き出しをつけたり(一番右)ドアをつけたりする。
衣服類の収納スペースになるPlastaたち。左が基本形。ちっこいツメのような部品を穴にさしてその上に板を載せれば棚になる。
引き出しとドアは他の家具でもほぼ同じ要領。初めに履修しといて損はない。

【家具の脚っている?】

戸棚系には追加購入できる脚(Bein)があるのですが、これ本当に必要?と思いつつも一緒に注文していたのです。結論:必要とは限らないけど買っとけ。というのも、床は100%水平ではないから。家が傾いてるとか床が窪んでるとかそういうのはなくとも、重さだったり横からかかる力だったりで、真に水平な床はほとんどない。築年数の浅い物件ならそういうことも少ないかもしれませんが、ドイツだと設備面は近代化改修されていても建物自体は100年モノ…ってことも割とあるので……(ウチです)。
そんなとき、Beinたちを買っておけば相殺できるのです。上に作業台を置くために高さを揃える必要があるキッチンの戸棚では大活躍でした。衣装タンスもちょっとガタついたのですが、これもBeinたちの高さ調整で解決。高いものじゃないので一緒に注文しといたほうがいいと思います。

【一人でできる?】

できる。二人でやってねのイラストがあるものでも一人でどうにかなります。が、向きを変えたり起こして立てたりする場合はかなりのパワーが必要になりますし、あまり動かさずに済むようにとちょっと頭を使う必要もあります。ワシは賢いし(自分で言う)小さいけれど割とパワーはある方なのでどうにかなりました。でも二人でやるのがおススメ。ちょっとそれ抑えてて、とかそういうのができると楽だったと思います。でもまあ、一人でもできました。

【意外と楽しい】

節約のためにできるところまで自分でやろう、が動機だったのですが、楽しいですね(°∀°)やってみて本当によかったです。徐々に部屋が出来上がっていくのも嬉しいし、自分で組み立てると愛着が湧きますし。初心者向けIKEAだからこそかもしれないけれど。自分、モノ作るの好きなんだなと実感。プログラム組んだ時と同じ脳汁。だけど実物が手に取れるし生活に直に役に立つので喜びがもっと大きい。

本棚以外の大物家具が終わったところでベッドを組み立て。これで最低限寝れる(別注文のマットレスも来た)。退去日が迫っていたので、本棚の前に寝どこを確保(手に負えなかったら誰か呼ばないとなので)。

【次回、キッチン設備】

流石にキッチンの水回りと電気の接続はムリ(というか安全上わけわかってない人間がやるべきではない)ということで、ここはマブ(ざっくり説明すると元カレ)一家の手を借りました。次回に続きます!


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