囀る鳥は羽ばたかない 53話を間近に控えて


こんにちは、こんばんは、めー🌱です。

Twitterが使いづらくなり、全然更新ストップしてたんですけど、この度noteなるものの存在を知ったので、「囀る鳥羽ばたかない」53話の掲載間近のこの時期に、なんとく52話の感想とか7巻以降の2人についての思いの丈をつらつら書いてみようかなと思い。

改めて読み返してみました。

自分用のまとめのような、皆さんの感想とか読んで思ったことの覚え書きのようなものです。

※本誌、特典書き下ろしリーフレットなどのネタバレを大いに含みます。


そんなわけで私が今までをざっくり読み返して、強く思ったこと。
希望的観測含む(笑)。


①百目鬼に女はいない。


じゃあ急に玄人っぽくなったのはなんで?
なんですけど、自分の右手と、過去の矢代との経験で勉強したってことだと、いいな。

(綱川に「自分で処理してます」って言ったり、7巻特典ペーパーで「いるんじゃねぇかオンナ」って言われて「いません」って言ったり
仁姫にも彼女はいないって言ってましたねー。

百目鬼そういうの嘘つくタイプじゃなさそうかなと。ましてや矢代相手じゃなく綱川や仁姫相手だし。)


ではクラブのママはなんなのか?


前も言いましたけど、あの8巻でクラブのお金盗られた事件で、誰かクラブ内の女に手引きしてる人間がいるって言われてたので、実はママが怪しいんじゃないの?とか思ってます
()

ママが怪しいから、好意を寄せているふりをして見張っているとか、付き合っているふりをして近づいて情報を得ようとしているとか。(上からの命令、もしくは独断。)

そうじゃなければ、ママは普通に百目鬼の良き理解者(でもママのほうは百目鬼が好き)みたいなことなんじゃないかなー、と。

性的関係は、なさそう。

「彼は最初から私なんて見えてないから…(切ない微笑み)」ぐらいママに言われてそう()。


だってそのぐらい、百目鬼は矢代しか見てないですもん。
 
百目鬼の矢代に対する執着をずっと本編で見てきているので、今更普通に女を作るとは思えないんですよー。
何か理由が、利害関係とかあるなら別だけど。



②百目鬼が冷たいのは(ほぼ確実に)芝居


これはまぁ、言わずもがな、かな。

52話で皆さん結構ショックを受けられていたようなのですが、私は逆に良かったと思っていて💦
感じ方はそれぞれですね💦


それより矢代の変わりっぷりがすごくて。

まーーー、かわいい、かわいい、かわいい。

好きな奴と寝たことないもんな、なんて三角に言われて、4年前に一度抱かれたときは吐きそうになっていたのに、今は百目鬼を無意識に求めている(それを隠しきれていない)のが可愛すぎて死にそう。

そんな矢代に「ど、めき」なんて名前を言われたらそりゃ百目鬼の百目鬼が暴走するわ
(あのシーンまじでここ最近の中でトップレベルに良い。矢代の表情が素晴らしすぎる)

何より、2人のキスシーンに情を感じたんですよ。

百目鬼の実際の態度はあんなですけど
何度も出てくるキスシーンがすごくいい。

矢代の、ずっとこうしたかった、って顔がたまらない…(寸止めされてたしね)


百目鬼は本当に、矢代のいる世界でそばにいられるならなんでもするんだろうなと。
そこは最初からずっと変わらない思いなんだろうなと。

だから矢代に捨てられた後、三角に頼んだんだろうし、天羽に「泥水を啜りながら、ずるく強かに生きられるか」と問われて、正式にその道に入ることを、桜一家に世話になることを決意したんだと思う。

百目鬼は今、この極道の世界で必死に強かに生きている最中で、自分の思いを押し殺して仕事してる感じでしょうか。
捨てられた腹いせとか嫌がらせじゃないと思いますね。

4年前に矢代に捨てられて、自分のそれまでの方法ではそばにいられない、矢代をどうすることもできないと学んで、だからこそ、“新生・百目鬼力“を自分で作りあげたんだと思うんです。

優しいセックスをしそうだから嫌、と言われ、まさに優しいセックスをしたら捨てられ。

この方法ではダメなんだ、矢代が好きなのはもっと痛めつけるような、蔑むようなセックスなんだ、それを求めているのなら、それで井波ではなく自分に繋ぎ止められるなら、という思いがあって、52話のあの行為になったんじゃないかなぁ。

それでも根底では矢代を死ぬほど好きなわけで、その気持ちが隠しきれないからこそ、ちょいちょい表情に出ていたと思いますね。(52話の最初の挿入シーンの表情とか、名前を呼ばれた時とか)

何せ4年前に、「俺が欲しいと言ってください」って言ってますからね?

そんな相手に「百目鬼(がほしい)」って言われたらそりゃ動揺しますでしょうよ。
いくら鉄仮面でも芝居でも。
あのシーンのあの表情は、百目鬼の本当の気持ちを表していると思っているのですごく好きです。

矢代が前からは嫌だって言った(5巻)のを覚えているかのように後ろからシたり。
一方の矢代はたぶん前からシてほしかったんじゃないかな、とか。
痛い、愛のないセックスじゃなくて、普通の、優しいセックスがしたいんだろうな
、とか

あーーーーー

ままならない😭😭😭😭


すれ違い😭😭 


百目鬼の冷たい態度が芝居、というのを決定づける一番の理由はコンタクトケースです。

矢代が昔の想い人である影山から勝手に拝借し、さらにそれを百目鬼が勝手に拝借したもの(笑)。

あれをいまだに大事に持っているということは、百目鬼の見た目や言動、行動がどんなに変わってしまっていたとしても、心は変わらず矢代を求めている、そばにいたいと思っているという、無言の愛情表現だと思ってます。

そんな意味でも、52話の最後にあのコンタクトケースが出てきたんじゃないかな。
この一見虚しく見える2人の絡みだけど、百目鬼は本当に今でも矢代を想っているんだよ、と、語りかけられたような登場でしたね。
ヨネダ先生すばらしすぎ…

だから救われたというか、百目鬼はまだ矢代が好きだという決定打があるからこそ、すれ違いセックスシーンも「よかったね」「意味があったね」って思えてます。

ここからまた変わっていく分岐点でしょう!(ポジティブ)


この身体を
もう誰にも触らせたくない
俺しか いらなくなるように
俺しか欲しくなくなるように

第24話


この魔法、というか、百目鬼の暗示が実際に矢代にかかっているのが本当にすごいなーと思っていてですね。

実際矢代は、あの矢代が、百目鬼以外に感じない身体になってしまったわけで。


でもお互いがそれをまだ知らない……

誰か早く教えてあげて

井波

おまえあたりが嫌味ったらしく百目鬼に言ってやってくれ!

「知ってるか?あいつ、今インポなんだぜ」


って!!!!


それを聞いたときの百目鬼の顔が見たいし、矢代に手を伸ばして欲しいし、幸せな
2人が見たい。

ほんとに。


頼むから、
頼むから、
どちらか(もしくは両方)タヒENDはやめてくださいお願いしますトラウマです…(いにしえの腐女子あるある)

さて、53話はどう動くのか、楽しみすぎて長文になってしまいました。
日本語がおかしいかも。
でも書かずにはいられなかった

早く読みたいですね53🙏

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