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台湾のレズビアン雑誌「LEZS」からインタビューを受けました!

どうも!久しぶりにノートを書きます!

少し前、台湾初にして最もポピュラーなレズビアン雑誌「LEZS」の創刊7周年を記念した号で、日本のレズビアン雑誌を代表して「ガチレズ!」がインタビューを受けることになりました。

「ガチレズ!」って紙媒体ではないし、今はどちらかというと掲示板に変化していったから答えるのは憚れたのですが、日本にはレズビアン雑誌ってないんですよね。正確には“生まれてもすぐに消える”という方が正しい、か。

そんな中、この「ガチレズ!」というサイトの1ヶ月のアクセス数はなんと150万にも及びます。実は開始してすぐにぐんぐんとアクセスが伸びていきながらも、ほっとんど無収益でやっています。これはTIPSYよりも前にやっていたことです。

立ち上げから数年間に渡り成長させてきたこの「ガチレズ!」については色々な想いもあるのでいつか改めてきちんと書こうと思います。

話を戻して、この台湾のレズビアン雑誌「LEZS」は、“レズビアンの為の、レズビアン及びレズビアンと共に立つ人々による雑誌であり、芸術・流行・レズビアンのライフスタイルをすべての人に示し、女性の多種多様な姿を見せることができるように”と創刊されたそうです。紙面もアート的だし出ている人達もカッコイイ!こういったものが商業的に成立する台湾って進んでるなーと関心しました。

インタビュアーさんとは英語や中国語の通訳さんを交えてのやり取りだったので、きちんと意図が伝わっているのか不安...てことで日本語で全文載せておこうと思います。

たまには真面目に答える原田さんです↓

Q1. 何故あなた(創刊者)は、この雑誌を作りたいと思ったのですか?

A.創刊当時は、まだLGBTに関連したコンテンツが日本には少なく、特にレズビアンにおいては発展が乏しい状況でした。そのような中で、少しでもレズビアンにとってのエンターテイメント(楽しみ)を増やしたいと思ったのがきっかけです。

Q2. あなたの国のLGBTQのコミュニティにとって最も重要な問題は何だと思いますか?

A.当たり前のことでもありますが、LGBTQそれぞれの考え方や思想が人によって様々なので、一致団結がしづらいということ。
それは、LGBTQの同性婚を含めた権利活動において、納得のいく代表者がいないという意味でもあると思います。

Q3. デジタル時代に、レズビアン雑誌が直面してる課題は何ですか?

A.私達はWEB限定ですが、レズビアンはゲイの方に比べて人口も収入も少ない現実があり、雑誌に限らず様々なサービスやコンテンツが成長しづらいです。
その為、常に当事者に寄り添い愛着を持っていただきたいと思っています。

Q4. あなたの国では、同性愛者のカップルは子供を持つことができますか?もし出来る場合、現状はどうですか?彼らが直面している課題は何ですか?

A.日本では同性愛者のカップルが子供を持つ方法は限られています。
また、人それぞれの考え方も様々です。まずは同性婚が国に認可されてから、ゆっくりと法整備がされていくのではないかと思います。

Q5. 貴雑誌の次の目標はなんですか?

A.レズビアンにとっての安らげる「居場所」、コミュニティー性をより強くしていきたいと思っています。

これらはTIPSYにも通じることです。では。

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