こんばんは。青・黒の完全体がいるとジャンボガメモンの運用を考えてしまう、しばおまです。

皆さん、インファナルアセンション環境はいかがお過ごしでしょうか。

建御雷神でワンショットしたり、ケラモンで進化牽制したり、オメガが殲滅したり、面白い環境ですね。

そんな中、今回私が握ろうとしたのが黒ハイマザーです。

マザー？？
なんでまたこんな時にマザーを握るのか
まあ、順を追って話していきましょう

①効果を受けない特大ブロッカーが必要な環境である

最近の環境を見て警戒しないといけないのは、
ジョグレスフェンリルガによるワンショットでしょう

建御雷神が立った時点でセキュリティ4枚からリーサルを狙ってくる超爆速の破壊力。

しかもその火力が毎ターン出る可能性があるのもとんでもない恐怖ですね。

しかも建御雷神をジョグレスするにあたって、DPマイナスや消滅効果をばら撒くので受け盤面をキープすることも難しいです。

そこで活躍するのが、マザー！！

マザーにブロッカーを付与さえしてしまえばDP15000の効果を受けないブロッカーの爆誕です

このままではDPラインは負けていますが、テイマーやオプションでサポート可。できなくても最後の一撃を止めることさえできれば値千金。

最低限フェンリルガの動きを止めてしまえば、カヅチの進化元のDPマイナスも、ハイブリッド体の小出しによる細かな打点を打ち込めばOK

といった形で建御雷神と渡り合うことも可能です。

② とにかくDPラインが優秀

攻撃することはできずとも、マザーはDP15000の高打点を常に保持しております。

テイマーのサポートなどを得ると平気で17000〜23000ぐらいまで上げることも可能です。

平均的に17000〜19000のサポートは可能性なので、そこまで上げれば建御雷神・マグナX・オメガモンなどあらゆる環境トップをシャットダウンできます。

③パーティションや効果耐性・効果消滅トリガー系に強い

このデッキの相手の処理の仕方はあくまでただのブロックによるバトル消滅が主なので、

最近の青緑インペによるパーティションも発動しないですし(始祖は退化でカバー)、マグナXの効果を受けないところもただのバトルなら無意味ですし、オメガモンの究極騎士によるジョグレスもただのバトルなら大丈夫です。

こういった理由で今の環境と渡り合えるカードとしてマザーを選びました。この選択は正解だったようでだいたいのデッキに対して攻撃をいなすことは可能でした。

しかし、しかし、
明確な不利対面はやはり存在します。

それは青ハイとミラージュです。

上記で述べた通りこのデッキの受けはブロックです。その為ブロックされないテーマにはほぼノーガードと言っても差し支えない、抵抗力の低さです。

青ハイに関して言えば、ひたすら盾をバウンスして、最後にブロック負荷の一撃をされるだけでまけてしまいます。

これに関しては今現状としてはどうしようもない状況ですが、なんとか打破できる受け札は考えようと思っています。乞うご期待。

それでは最近使っているリストを公開していきましょう。

こちらが最近使っている黒ハイマザーです
念のため黒ハイマザーの動きを知らない人もいるかも知れないので、念のため一から説明していきたいと思います。

それではこのデッキの根幹となるマザーから見ていきましょう

このカードですが、とりあえず最初の効果以外は今は関係ないので無視して大丈夫です。

大事なのは、
〈お互いのターン〉このデジモンはアタックできず、相手の効果を受けない
この一文に集約されています。

相手の効果を受けない、つまり自分の効果は受けるのです。

その為、マザーを自分好みに強化する分には何も問題ないのです。なので、

こういったブロッカー付与の効果で、盤面に存在するマザーを選べはその時点でDP15000の効果を受けない特大ブロッカーの誕生です。ほぼマグナXです。

このようにしてマザーにブロッカーを付与をコンスタントに続け、鉄壁の構えをキープするのが黒ハイブリッドマザーなのです。

しかし、ハイブリッドではテイマーを使うので、いつかテイマーが貼れなくなって息切れしてしまうのでは？というスタミナ問題を思い浮かべるかもしれません。

しかし、そのスタミナ問題を解決できるテイマーがなんとおります。それは

こちらのマインドリンク効果を持った玉姫紗月です。

マインドリンクの対象の特徴と何もハイブリッドが合致してないんじゃないか？と思うかもしれませんが、マインドリンクはしません。そのままハイブリッドらしくテイマーから重ねて進化します

そうすればマインドリンクせずとも、テイマーはデジモンの進化元に行き、ターン終了時に登場することが可能です。図解するとこんなかんじ。

こんな感じに動けばテイマーの継続的供給が可能です。しかし、セキュリティアタックしてDPバトルに負けてしまえばもちろんその供給は途切れるので要注意。

しかし、そんな攻めきれない状況をサポートする強カードが今回登場しました。それがこちら。

そう、この古の守護神というカードです。

一見、エンシェントグレイ・ガルルの強化カードに見えますが違います(違いません)

トラッシュから回収できるハイブリッドに色指定はないですし、進化元効果をもつテイマーならなんでも軽減登場できるので、

黒ハイパーツも玉姫も問題なく対象なのです！！

その為、先程、セキュリティバトルで消滅してしまった場合リソースがなくなるので攻めきれない、と前述しましたが、

手札に玉姫があり、この古の守護者があれば、セキュリティバトルでトラッシュに送られたハイブリッド体を回収しながら玉姫を展開することも可能です。もちろん色条件無視の条件の他のテイマーやハイブリッド体は必要なので気をつけて。

でも、戦局を見ながらあとでパーツ回収するほうが強いので、そこはリソース管理を考えながら動きましょう。

それではここまで、ブロッカー付与の受けの説明ばかりでしたが、続いてはこのデッキの攻めの部分を説明していきましょう。
このデッキの攻めは、ずばり、

『相手に勝手に殴ってもらう』

です。攻めとは如何に。
冗談はさておき、半分は本気です。
主な攻めはブロッカーを付与した後、相手に強制アタックを付与することです。

それを可能とするのが

主にこのカードです。
メルキューレモンから1コスト進化、と書かれているように、メルキューレモンから連続進化が可能です。なので、合計コスト3あればブロッカー付与と強制アタックの付与は完成します。

あとは簡単です。
相手のターン開始時にデジモンに強制アタックしてもらい、DP15000のマザーでブロックするだけです。相手の盤面次第では、ACEなどに強制アタックを付与し、消滅させることでオーバーフローを狙い、擬似的にエクストラターンを得ることも可能です。

といった具合にこのデッキの基本コンセプトは、

①マザーにブロッカー付与
②相手に強制アタックを付与
③マザーのブロックによる相手のバトル消滅

この流れを継続的に行い、相手の隙ができたところを一気に攻め込むようなテーマとなっております。

しかし、この流れを継続させるためにはハイブリッド体だけではすぐにスタミナが尽きてしまうので、他の同じ効果のサポートカードが必須です。そこで採用しているのがこのカード達

完全体でも同じようにブロッカー付与や強制アタック付与ができるこの2種を採用しています。

つまりブロッカー付与・強制アタック付与の流れが、成熟期⇄完全体の間で行われれば問題ないので、このカード達がとても相性がいいのです。

続いてその他のカードの採用理由も説明していきましょう。
マメモンとサイバードラモンACE

この2枚は主にテイマー置くために使います。
初ターンなんかはマメモン登場とかがむしろマストです。サイバードラモンのブラスト進化もこのデッキと相性がよく、相手に強制アタックをさせたタイミングでブラスト進化をして、テイマーを展開しつつ相手を退化させれば、マザーが安全にブロックしてくれます。

さらにマメモンはディアボロモンACEと非常に相性が良く、

ブラスト進化から盤面展開と相手の妨害ができるのは言わずもがな、自分のターンアタックした時にディアボロモントークンを登場できるので、マメモンの進化元効果『効果で他の自分のデジモンが登場した時、相手のターン終了時まで自分のデジモン1体はブロッカーを得る』が反応し、マザーにブロッカーを付与することができるのです。

もちろんディアボロモンのDPが11000で心許ないのでオーバフローケアはちゃんとしてからアタックしましょう。玉姫と太一があればメモリ4以上あることはざらなので、メモリに余裕を持ってアタックするのがおすすめです。

しかし、どうしてもDPで負けられないときもあるでしょう。そんな時は仲間との連携を使いましょう。そこで登場するのがこのカード

そうロップモンです。この子はメイン効果で自分のデジモンに連携付与を持っているので、そのまま登場させディアボロモンに連携を付与、その後アタック時に連携を使いマザーをレストさせればDP26000の脳筋打点でアタックすることも可能です。

だいたい後半になればマザーが複数体出てきて、何体か余っていることが主なので、1体はブロッカー付与、残りは連携のレスト要員として運用しても問題ありません。

また、ちょっと序盤攻め手がないな、という時にロップモン自身に連携を付与しDP16000で2チェックするのは全然ありです。

そして、主なリーサル要員ですが、

それはクォーツモンです。自分の盤面に大量のテイマーや、ディアボロトークン、マザー4体とかを置いているので簡単に0コスト進化や、セキュリティ2破棄でのリーサルなどが可能です。

隠し玉としてベツモンからコスト9進化のルートも残していますが、あんまり使わないです笑

しかし、このクォーツルートあんまり使いません。クォーツのアタックではブラストケアはできないので、考えなしにアタックするとただただ自分の盤面を全てレストして相手にターンを返すことになるのでリスキーです。本当に行けそうな時だけいきましょう。

こんなリスクを背負うぐらいなら、ハイブリッドで地道にアタックしましょう。

最後にテイマーの紹介です。玉姫は言わずもがな、太一を2種採用しています。

4コストの太一はメモリー確保と、マザーのDPアップ、且つ、ドローソース。強制アタックをさせながらドローで手札を循環させましょう。

2コストの太一は、このテイマーがあればあるだけマザーがブロックできます。何回もブロックする効果を受けないマザー、相手によっては詰むかもですね。

いかがだったでしょうか。
黒ハイマザー、いいデッキだとは思うのですが、いかんせん遅いです。

フロアルールも変わって時間切れ両負けの試合が増えるのでスピーディーな試合進行が求められます。もし握るのであれば練習必須です。

でも慣れるととてもいいデッキなのでぜひ組んで遊んでみてください！

それではお読みいただき誠にありがとうございました！！