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教育と余剰物

学校教育、とくに受験前の1年とか2年となると、ほとんどの人たちは、試験で必要な科目とか範囲のみに集中するようになります。音楽とか美術とかは後回しにされるでしょう。これは個々の判断というより、この国の「教育」が考える、優先しているものを示唆しているとも言えます。

単刀直入に言えば、お金にならないものは学問・勉強ではない、ということでしょうか。ですので、「試験」に直結する情報の習得こそが「教育」となります。

今にはじまったことでもありませんし、もはやそんな批判も無数にありますが、現状は変わらず、もっとひどくなっている印象です。かつての大学はその文化的な余剰物に寛大だったように思いましたが、昨今は就職予備校化?営利企業化?していて、余裕もありません。それは私のユートピアでしょうか?

私はそのような教育制度や社会に馴染めない人間ですが、だからといって、もはや批判はありません。余剰物ですから、メインにはなれません。とはいえ、私なりに文化的な余剰物に生を感じていますので、そのままでいいと思っています。



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