見出し画像

ゲージを切らした経験からゲージ管理が始まる【スト6】

最近、スト6にハマっている。先日、モダン春麗でプラチナランクに到達した。中級者の入口って感じだ。

『ストリートファイター6』 ©CAPCOM

ゴールドランクで勝ち越すにあたって、横中からのラッシュキャンセルコンボを習得したのだが、これが曲者だった。初めて「自分からバーンアウトしてしまう」という経験をしたのだ。勝つためにラッシュキャンセルコンボを覚えたのに、バーンアウトのせいで逆に勝率が不安定になってしまった。

配信や動画のおかげで「スト6はゲージ管理が大事」「バーンアウトするとめちゃくちゃキツい」という知識は以前からあった。そこで、ゴールドまではゲージ節約コンボだけを練習して、ゲージはOD昇竜とインパクトだけに回し、なるべくゲージを切らさないように戦ってきた。そんな中、バーンアウトしたせいで負けるというのは、実力が後退したような気分だった。

『ストリートファイター6』 ©CAPCOM

しかし、落ち着いて考えてみると、そうではないことに気づいた。一時的に負けが増えたとしても、明確に前進しているはずだ。ゲージ節約コンボ"だけ"を使うのは、ゲージ管理をしていることにはならない。

ゲージ管理とは、「ゲージの消費手段を知った上で、ゲージを切らさないように運用する」ことを言う。最初から消費・運用する気がない状態を管理しているとは言わない。

例えるなら、車のアクセルもブレーキも踏まないのを「運転」と呼ばないのと同じだ。アクセルの踏み方を知った上で、ブレーキの踏み方も覚えることで、初めて「運転」を理解することができる。

運転ならアクセルだけ踏んで路上で事故ったらとんでもないことになるが、ゲームならそんなことは起きない。実戦で何度も事故りながらブレーキの踏み方を覚えることができる。たびたびバーンアウトしながらも、少しずつその数を減らそうと実戦を積むことが重要だ。

『ストリートファイター6』 ©CAPCOM

そんなことを考えながらランクマッチに潜り続けていたら、連勝の上振れを何度か引いて、プラチナを踏むことができた。やはり座学ばかりでは上達はなく、実戦の中にこそ学びがあるんだな、と思った一件だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?