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2023年に読んだ漫画ふりかえり

今年読んだ漫画の中で、特に面白かったものや完結しているものをピックアップするコーナー。(年をまたいで連載している作品はいかんせん「今年の感想」を書きづらいので、一部のみにせざるを得ない。)

ドキュンサーガ(Web版) 第1~10話②途中

グロかったり下品だったりする描写が多く人を選ぶが、そこを乗り越えればかなり面白い能力バトルモノ。特に過去編はまさしく神話を読んでいるような読み応えで鳥肌。

HUNTER×HUNTER 第1~30巻(ハンター試験編~キメラアント編)

能力バトルモノのあるある展開のはしりでありながら、最近の後追い作品よりずっと面白いのは流石といった感じ。好きなキャラはヒソカ。好きなエピソードはグリードアイランド編。

ハイパーインフレーション 第1~6巻(完結済)

贋札と経済を巡る頭脳バトルモノ。Twitterで毎週話題になり続けたジャンププラス漫画。頭脳バトルとシュールギャグが絶妙に調和していた。読みやすい長さで完結しているのもGood。好きなキャラはグレシャム。大きな赤ちゃんは面白すぎる。

無能なナナ 第1~11巻

アニメから。1~9巻の学園編はかなり面白かったが、10巻以降の管理キャンプ編からはやや失速気味。それでもそこそこ面白いので、今後の盛り返しに期待。

スピリットサークル 第1~6巻(完結済)

輪廻転生をテーマにしたファンタジー漫画。過去生の数だけ物語があり、短編集のような味わいがあるが、さらにそれが最終的に現世に収束していくのが面白い。第6章「ラファル」(寝台編)がお気に入り。

めだかボックス 第1~22巻(完結済)

異能バトルモノ。ぶっとんだ展開と言葉遊びが面白い。西尾維新の作品に初めて触れたが、邪道と王道の間を絶妙に揺れ動く展開がよくできてる。月並みだが、球磨川事件編と後継者編が抜けて面白い。好きなキャラも球磨川禊と安心院なじみ。

暗号学園のいろは 第1~4巻

暗号パズルを中心とした頭脳バトルモノ。西尾維新原作のジャンプ漫画、再び。暗号パズルにはあまり興味がないので敬遠していたが、そんなん関係ないくらいキャラが魅力的でエピソードが面白い。東洲斎享楽、夕方多夕、匿名希望が好き。

未来日記 第1~12巻(完結済)

アニメ視聴済。異能バトル×頭脳バトル×デスゲームが優れたバランスで調和した珠玉の名作。ヤンデレって別にそんな好きじゃなかったはずなんだけど、気がつくと由乃の危険な魅力に取りつかれてしまっていた。

同級生の推し作家に百合妄想がバレた結果(Web版) 第1~431話

ツイ4で連載されていた百合ラブコメ。「作中カップルの行動や心理の考察は一丁前にできるけど、自分の気持ちとなると途端に空回りする」などの心情描写がかなりちゃんとされていて、4コマ漫画とは思えない読み応えがあった。ジュリ、ひろみ、伊緒、のばらの4人をどうくっつけても面白いのは良いバランスだった。

小林さんちのメイドラゴン  第1~14巻

アニメから。クール教信者の絵は、アニメとはまた違った良さがある。主に胸がデカい。ストーリーは、ただのファンタジー×日常系のようでいて、たびたび異文化共存についてシリアスに切り込んでくるのも魅力。キムンカムイ編はかなり良かった。ドラゴンがどいつもこいつも魅力的なので、安定して面白い。最近のお気に入りはイルル。

お兄ちゃんはおしまい! 第1~8巻

アニメから。大きく盛り上がる訳ではないが、安定してゆるかわいい絵が続くので安心感がある。特に学校の男子たちをまひろが弄ぶ回が好き。女子会と違って、友情を感じるまひろと青春を感じる男子たちの非対称性が面白い。

葬送のフリーレン 第7~12巻

黄金郷のマハト編がかなり面白かった。『葬送のフリーレン』の「人間と魔族」観はファンタジーモノの中でも珍しいので、それが存分に深掘りされていて良かった。

エピソード・ライ太 第84~171話

『カードゲームうさぎ』シリーズの第三部。TCGプレイヤー必読の名作。TCG競技プレイヤーの憧れたドラマが描かれていて、目が離せない。エピソード・ライ太なのに、パン田やアギトにもかなり長い間スポットライトが当たっていて、もはや群像劇である。


『めだかボックス』にハマった後、ちゃんと『暗号学園のいろは』を読んだ自分を褒めたい。漫画よりもアニメ派だが、原作を読んでいるとアニメ化されたときにネタバレを踏む心配がないので、来年も開拓は続けていきたい。

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