11月7日に開催された、丹波篠山農村における新たなビジネスをプレゼンする「農村ビジネスアワード発表会」。

5名のファイナリストは、10月に行われた書類審査によって決定。10名の応募者から選ばれました。
事業内容及びプレゼンテーションは、ブラッシュアップゼミと呼ばれる、意見交換会を通じて磨かれ、地域課題の解決アクションをビジネスとして成立させ、持続的解決を目指す独創的で魅力的なものばかりとなりました。
発表会当日は、50名を超える来場者から熱い視線が注がれました。

日本政策金融公庫尼崎支店長の林氏を含む6名の有識者による審査の結果、優秀賞は、循環型畜産を目指し農村環境を保全しながら新たな「グラスフェッド牛肉」のマーケット開拓を目指す西村裕美氏（タイトル「西村牧場を継承する」）が受賞し、賞金15万円を受け取りました。

先輩起業家審査員選出の起業奨励賞には、地元工務店チーム住倶楽部（すくらむ）の中井雅人氏が選ばれました。発表タイトルは「丹波篠山建築学校」。近年増加し、かつこれまで工務店が取りこぼしてきた「古民家を自分で改修するDIY需要」に応えるプランを発表しました。

世間一般に「仕事がない」と言われる農村部。そんな中、来場者の中には高校生や大学生も見られました。
地元にいる「かっこいい大人」の背中が、地域の若者の希望になっていくことを期待しています！

詳細は以下の通りです。

【日程】２０２１年１１月７日（日）

【場所】丹波篠山市立丹南健康福祉センター
　　　　兵庫県丹波篠山市網掛３０１
　　　　https://goo.gl/maps/7DXRXbyXBLiL59uo7

【時間】１０：００〜１２：００　

【入場】無料

【問合先】
　TEL：079-506-6628
　担当：瀬戸

【主催】神戸大学・丹波篠山市農村イノベーションラボ

【協力】丹波篠山市

【後援】JA丹波ささやま、篠山金融協会、丹波篠山青年会議所