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【2021CBL】地域をプロデュースするチームをつくろう

7期CBL「地域をプロデュースするチームをつくろう」を開講しました!

6月5日から開講した「地域をプロデュースするチームをつくろう」が、11月20日に全6回の講義を終えました。
このCBLは、丹波篠山出身でコピーライター、そして篠山イノベーターズスクール1期生でもある村山恵一さんを講師に迎え、ワークショップと現地実習を交えて開催されました。

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このCBLでは、丹波篠山市の大芋(おくも)地区がメインフィールドとし、そこでの地域の現状や最新の移住者の動向、今後の展望などを、地域住民やまちづくりに関わる方々からまずは丁寧にインタビュー。
そして、ワークショップを通じて受講メンバーがどんな関心があり、どんな起業を目指しているか、どんな経歴でどんなことが出来るのかを共有していきました。
最終回では、それらを一つに可視化すべく「地域資源マップ」を作成。
全6回、期間にして約半年間の中で、大芋地区の地域資源とメンバーが目指す起業とを掛け合わせたプロジェクトが複数生まれ、CBLが終わった後も、継続して取り組まれるものも…!
(大芋の野菜直売プロジェクト・山に遊び場をつくろうプロジェクトなど)

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「地域でビジネスに取り組む上で何よりも重要なのが、チームづくりです。」
講座の中で繰り返し強調されてきた言葉です。
地域で資源を活用したり、課題解決を目指す起業を進めることは、想定外の角度から困難にぶつかることが少なくありません。
村のルール、情報不足、合意形成とスピード感…地域とは人であり、それぞれの想いが交差する農村ならではの困難は、この他にもたくさんありそうです。
そんな時、助け合えるチームがあるかどうかは、非常に重要なことです。

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講師村山さんは、講義の最後を「それぞれの想いや考えを受け入れ、発展させていくことがローカルビジネスの醍醐味だ」という言葉で締めくくりました。地域住民の想い、チームメンバーの想いなど、少し自分のやりたいことと違ったとしても、状況を整理しながら「よし、ちょっと協力してみよう」という柔軟な姿勢がローカルビジネスを発展させていくキーポイントなのかもしれません。
今後も受講メンバーが助け合えるチームとしてビジネスを地域で展開していくことを期待しています!

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地域をプロデュースするチームをつくろう(Webページ)
https://school.tscapital.jp/program.php?id=140

第1回 6/5(土) 13:10 - 14:40 ガイダンスと自己紹介  / 理想の地域とは?
第2回 9/4(土) 13:10 - 14:40 大芋地区住民へのインタビュー
第3回 10/2(土) 13:10 - 14:40 大芋地区をフィールドに起業した先輩へのインタビュー
第4回 10/23(土) 13:10~ 現地実習 大芋地区でのビジネスを学ぼう
第5回 10/24(日) ~12:30 現地実習 地域資源を整理しよう / 想定していた地域と現実のギャップは?
第6回 11/20(土) 10:40 - 12:10 他己紹介でチームビルディング / 地域資源マップをつくろう

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