「NMEが選ぶ史上最高のアルバム500枚」を聴く ー始めてみますー
2022年も残すところ僅かとなり、寸分先には2023年が迫っています。
皆さんの2022年はいかがでしたでしょうか?
また、来年の抱負などはございますでしょうか?
私は、来年はどんなことをしていこうかな~と考えていたところ、来年は今までよりも幅広い音楽を聴きたい、とぼんやりと思いました。
というのも私はこれまでハマった音楽をひたすらリピートしていくというスタイル()で音楽を聴いてきたため、特定のアーティストにかなり偏重して音楽を聴いてきていました。
しかしこの聴き方だとアーティストの幅が狭まってしまい、せっかく世の中にはたくさんの音楽があるのにもったいないのではないか……とも心の隅では思っていました。
そこで何か幅広く音楽を聴くやり方はないのだろうか……と思っていたところ、ネットで「ランキング聴き」なる方法で音楽をディグっている人がいることを発見しました。
「ランキング聴き」とは何らかの音楽を扱ったランキング、例えばビルボードチャートや全英チャートのような流行りのランキングや、「ローリングストーン誌が選ぶ~~」のような歴代ランキングを順番に聴いていく方法らしいです。
確かにこの聴き方なら(ランキングによる性格は多少あるとしても)いろいろな音楽を聴くことができるに違いない!
ではどんなランキングにしよう。
ローリングストーン誌、ビルボード、Rate Your Music…… と探していたところ、NMEが選ぶ史上最高のアルバム500というものを見つけました。
NMEが選ぶ史上最高のアルバム500とは?
NMEが選ぶ史上最高のアルバム500とは、2013年にイギリスの音楽雑誌であるNME(New Musical Express)誌が発表した歴代アルバムランキングです。
当時はアルバムだったりプレイヤーだったりのランキングが一種のブームになっていたようで、ほかにも先ほど出てきたローリングストーン誌のものがあったりします。
NME誌の記者による投票をもとに作られたこのランキングは、かなりイギリス・オルタナ贔屓で偏りがあるとも言われています。
例えばこちらがTOP10になりますが……
1. The Queen Is Dead/The Smiths (1986)
2. Revolver/The Beatles (1966)
3. Hunky Dory/David Bowie (1971)
4. Is This It/The Strokes (2001)
5. The Velvet Underground & Nico/The Velvet Underground (1967)
6. Different Class/Pulp (1995)
7. The Stone Roses/The Stone Roses (1989)
8. Doolittle/Pixies (1989)
9. The Beatles/The Beatles (1968)
10. Definitely Maybe/Oasis (1994)
という風に、他の雑誌が出すようなランキングと比べるとかなり偏っているような気がします。( SmithがBeatlesよりも上位は尖りすぎでしょ……)
しかしこの偏り具合が、逆に権威への反発というようなロック本来の気概を感じられて個人的には好みでもありました。
また、個人的にはオルタナ贔屓という点も私の趣味とあっていて続けやすそうだなぁと思いました。
そこで、このNMEが選ぶ史上最高のアルバム500を今回のランキング聴きの対象にすることにしました。
どのように進めていくのか?
どのように進めていくのか、やり方はいたって簡単。
ランキングの500位から順に聴いていって、1枚ごとに素人なりのレビューを書いていくというものにしたいと思います。
また、アーティストについても少しだけ紹介していければと思っております。
さて、こんな風に色々と書きましたが私は飽き性でございます。
よってこの試みが1年後に続いているかは相当疑わしいと言わざるを得ません。
それでも新年が始まる勢いとともに少しでも進められればと思います。
それでは2023年、よろしくお願いします。
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