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久しぶりの深夜スタジオ

hx stompだけを足元にしてもう何本もライブをこなしましたが
正直、自分のアンプといつもの足元持っていけるのが1番いい。
ただ便利ではある、荷物減るし。

まだ数ヶ月しか使ってないが、実機の代替え機ということを理解して使ってないとダメだなと思った。
めちゃくちゃ色んなアンプやエフェクターのモデリング入ってるけど
いや〜これは全然違うだろ〜みたいなのは実機を使ったことないとわかんない。
なのでちゃんとマイアンプを持っていてアンプの挙動をある程度理解していて、マイエフェクターボードを組んだことある人はちゃんと使える代物のような気がした。
当たり前だけど漠然とやってるだけだと多分全然良くないぽい。
なので元々やっていた環境の音を少ない荷物で再現するツール、という使い方が1番良いような気がする。
なのでこのマシンで1から作り出すというのは本来の使い方ではないな、というのが正直なところ。

なのでこのhx stompを使いこなせるのは必然的にある程度キャリアを積んで数々のアンプやエフェクターを使った人に限られるのではないでしょうか。
ということを思いました。
ていうかモデリング系は実機使ったことない人が使っても意味ないんじゃないかなと思った。
と言ってもオレは使ったことないフリードマンのアンプのモデリングをミーニングでは使ってるけど。
ただそれは、ハイゲイン系だけどコード感がちゃんと出る、しかしブリッジミュートではズンズンなる、という音を追い求めていたらそのフリードマンになった
というだけなので、音のイメージがかなり具体的にある場合もうまくいくと思う。
ただそれもある程度、色々分からないとだめかもしんない。
総じてこれはある程度経た人の機材だと思った。
某ライブハウスのPAが、最近若いニューメタルみたいなバンド、ヘリックスとかケンパーでギターのライン出し多いけど全然音が良くない場合多い、何弾いてるか分からないのある、みんながそうじゃないけど、って言っていたけど同じ機材使ってるのにそんな差があるという事はそういう経験の差なのかもしれん。
なんか、アンプから音出さないとダメだろおじさん感出してしまったけど
モデリング系ペダルやヘッドのライン出しで、ちゃんと良い音出すのは実機を知ってる人だよな〜と最近思った。
紅白の今剛、録画で見たんだけど確か今はフラクタルのラインだけでやっているようなんだけど全然普通にめちゃ良かった。
コンツヨはスーパー大先輩なのでちょっとアレだが、
割と身近な先輩である、アスパラのシノブ先輩は最近ヘリックス使っている、そしてラインで出してるという噂を聞いた。
そう、もうここまでライブで機材をなるべく減らすムーブメントは迫ってきている。
そして音質もアンプにマイク立てるより安定する、線繋ぐだけだから。
もはや、レコーディングでギターアンプを鳴らさず、アンプシュミレーターなどを使って録るのは普通になったが、ライブでも同様な事がかなり前から起こっている。
アンプの実機を鳴らしてレコーディングするなんて、スタジアムクラスのバンドしか出来なくなる時代は近いのかもしれない。

20XX年、アンプの実機の記憶が失われた世界は借り物の音に埋め尽くされてしまった。しかし核戦争によってKemperもLINE6も倒産しクアッドコーテックスはもうすでに何百年もアップデートがなかった。
全てのモデリング系が死滅したかのように見えたが、BOSS(Roland)は死滅していなかった。

もう寝ます。

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