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美味しいだけではない、作り手の哲学まで伝えたい

時々「肉食べない派」の意見を聞くことがあります。

宗教上の問題、体質の問題、筋の通った考えのもとベジタリアンな人…色々ですが、中には「かわいそうじゃないですか?」という人もたまにいます。

かわいそうだから食べない。という考えが少しでもある人は、行動がちょっと矛盾しているように感じますが…。

育てている人はどういう気持ちがあるのかな?実際聞いてみたいな。と思って、ある牧場の方に聞いたことがあります。

自分で育てた牛が人の口に入るという過程に、どんな感情があるのでしょうか?(実際にはもっとストレート)

その答えを聞いて、私はしっかりお肉に向きあおうと思いました。

「食べた人の血となり肉となる。命は繋がっていますから誇りです。」

なるほど…。
真剣に向き合っている人が関わったお肉にかわいそうと思うことは失礼ではないのか?
と伝えたくなりました。

関わる人の数だけ考えがあるでしょうから、違った答えを持っている方もいるかもしれません。

でも、共通しているのはみんな真剣です。

食の好みは多様で、美味しいの基準は人それぞれです。

多くの人が美味しいと感じるものが人気なのかもしれませんが、それだけではない作り手の思いを伝えたい。

それは、それぞれが持つ「哲学」であって、食べる上で全く新しいスパイスとなる大事なものだと思うから。

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猪俣早苗

カレーが生まれた地域が気になって仕方ない、ご当地レトルトカレーマニア。カレーの周りから魅力を伝えることが好き。食であちこち繋がって、色んな命が共生できる世界を目指して活動中。https://creators.yahoo.co.jp/inomatasanae
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