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新しいナレーションの学び方

【リスキリング】と【アップスキリング】そして【アンラーニング】
コロナパンデミックや戦争、新たな倫理観、そしてAIの進化と社会など、変化が大きなうねりを持って迫る現代。声のビジネスにも変化の波は迫ってきています。ただどんな社会変化があろうと、人間は求められるし人の声は必要とされることは変わりはないでしょう。それはそのままでいいと言うことではありません。時代の変化に対応するために、必要とされ始めているのが、【リスキリング】と【アップスキリング】そして【アンラーニング】と言う考え方です。
【リスキリング】とは、大きな変化に対して適応力を高め、新たなスキルを獲得していくこと。
これから新たなフィールドに踏み出すために、新しくナレーションを学び始めること。声優やアナウンサー俳優。同じ声の仕事をやっていても、ナレーション表現は異なるスキルが必要です。ナレーションのためのスキルは、きっと新たな仕事を作り出してい苦でしょう。
事務所ジプシーをして空回りしている人を見受けます。伸び悩むプロは事務所の営業力が原因と本人は思っているのでしょう。しかし本当は新しい仕事に向けての表現を手に入れていないことです。現状のままでいるだけでは、取り残されてしまいます。
【アップスキリング】とは、新しいスキル知識を身につけ、すでに持つ能力を高めるための方法。
すでにナレーターとして活躍している場合でも、時代の変化と共にその能力をバージョンアップすること。その技術は現代の表現に適しているのか。常にそれを探っていく、ことが生き残っていくためには必須です。
長年プロで活動している方は、しっかりした声や表現力を持っている方がいます。日本中のプロのサンプルを聞いているので、その存在を知っています。しかし残念なことですがなかなか売れるに至らないのです。
何故か。それはモダンな表現に【アップスキリング】していないことなのです。現代の感覚とずれてしまったまま、完結してしまった表現だったりするのです。
【アンラーニング】とは、持てる知識・スキルのうち有効でなくなったものを捨て、代わりに新しい知識・スキルを取り込むこと。前述のアップスキリングにとっても必要なことはアンラーニング「学びぼぐし」です。
発声を歌のベースでやっていませんか?ナレーションにとっての発声はナチュラルな声で話すことです。滑舌は「外郎売り」や「あめんぼ赤いな」をやっていませんか?使わない言葉だけ練習しても現状の難しい言葉は言えません。
昔のままのストレートナレーションを練習してませんか?現代の読みのセンスは変化しています。
モダンな表現を基礎から見直すこと。それがこれからの時代の声の仕事に適応していく事になることでしょう。

スクールバーズでは今年の夏、この三つの考え方をベースとしたナレーションのワークショップを企画しています。続報ぜひ楽しみにお待ちください。


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